鉄の街の駅にて 北の貴婦人 | 白い帆と蒸気

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鉄道、ほぼほぼ蒸気機関車の記事を中心に時折ヨットの記事も交えて紹介していく予定です。よろしくお願いします。

新津駅 蒸気機関車全盛期には町の人口の多くが国鉄職員あるいは鉄道に関連していたとのことです。

蒸気機関車が全廃すると一気にその比率が下がり、もうほとんどどの面影は無くなってしまったようです。

しかし、街にはせっかく再び灯った蒸気機関車の火を途絶えさせたくないという声も多く、今回全般検査の計画が実現したともいわれています。

昔の敷地に比べれば縮小されたのだと思いますが、今でも大きな敷地を維持する新津駅を少し観察してみようと、日が長いこの時期に運転終了後に訪れました。

構内が撮影できる場所を探すのに随分うろうろしましたが、何とか見つけて構内に佇む貴婦人を撮影してみました

構内も周囲にも障害物が多く、立ち位置を探していると黒煙が出始めました

客車と切り離され、ねぐらへと向かうようです

構内の端まで出て、夕闇迫る中車庫へと向かう貴婦人です

 

せっかく駅周辺の様子が分かったので、翌朝も行ってみることに。

まずは紫陽花の横に三脚を置いて新津に向かいました。

すでに客車に連結して、ホームへの移動を待つばかりの状況でした。

 

ホームから特急が出発するといよいよ入線準備です

ドレーン全開で動き始めました

黒煙と白煙も出始め・・・

朝から猛暑の中、予想以上の良い煙に♪

 

広い構内なので、結構なスピードまで加速して通過してゆきました

 

鉄の街の駅に再び煙が上がる日を待ちたいと思います。