所有事業者:岐阜乗合自動車(岐阜)

仕様・用途:一般乗合仕様

登録番号:岐阜200 か 1168

配置:柿ヶ瀬営業所

初年度登録:2008年

シャシー製造:日野自動車

搭載機関:日野J08E-1M型(三相交流誘導機付)

車体架装:ジェイ・バス宇都宮

車両型式:BJG-HU8JMFP

車名:日野ブルーリボンシティハイブリッド

撮影日:2010年7月18日(日曜日)

撮影場所:JR岐阜駅北口

 

画像は再掲になります。

 

地元の利用者やバスファンからは「岐阜バス」の名の方が浸透しているであろう、岐阜乗合自動車のブルーリボンシティハイブリッドです。

岐阜バスは名鉄グループですので、車両陣営的には三菱ふそうが単独与党を形成していますが、ここんところ、日野の追随が著しいと聞いています。以前はいすゞも持っていましたが、これは岐阜市交通事業部(岐阜市営バス)からの移籍車。このブルリも最初は配置先が柿ヶ瀬営業所だったことから岐阜市営からの移籍車かと思ったんですが、岐阜バスのプロパー車(自社発注)だそうです。

 

2000年代に入る前の岐阜市内は、岐阜バスをメインに、岐阜市営バスや名鉄バスも乗り入れていましたが、「市内交通一元化」で岐阜バスに一本化されました。もっとも、岐阜市営バスの累積赤字もハンパなかったので、「一元化」もやむなしの状況だったのでしょう。名鉄には岐阜営業所があって市内に路線バスを運行していましたが、2004年に岐阜バスに移管、そして市内に揖斐線、美濃町線、田神線という3つの鉄道線を走らせていましたけど、これを2005年に廃止してバス転換、岐阜バスに運行を引き継いでいます。

 

岐阜バスのブルリシティハイブリッドは当初、市内のループ線用に導入されたのですが、後に一般路線仕様車でもハイブリッドを導入しました。通常のディーゼル車と識別する意味合いから、別途、専用の塗色が施されて人目を惹きました。

画像の1168号車は2015年頃からJリーグ・FC岐阜のラッピングが施されるようになりましたが、1年弱で元に戻りました。

 

 

【参考文献・引用】

バスラマインターナショナルNo.123

年鑑バスラマ2009→2010

(いずれもぽると出版社 刊)

ウィキペディア(岐阜乗合自動車、岐阜市交通事業部)

岐阜バス1168号車を扱った各サイト