東京宝塚劇場での観劇を終え、鶴見に寄り道です。
鶴見線のホームは高架上にあり、大きな屋根で覆われています。
鶴見線の4番線ホームは朝のラッシュ時のみ使われ、そこには壁に時計が掛けられています。この時計は横浜の鶴見からは多くの人が帰国事業で北朝鮮へ渡った経緯があり、帰国者から贈られたモノだそうな。
では、鶴見15時10分発の浜川崎行の205系に乗ります。
定刻に鶴見を出発。車内は結構空いてました。
鶴見を出て、東海道本線を越える鉄橋を渡る手前の上下線の間に、何やらホーム跡があります。これは本山駅跡で、鶴見臨港鉄道時代の1930(昭和5)年に近くの總持寺の参拝客用に設置されましたが、国有化前の1942(昭和17)年に太平洋戦争激化に伴う燃料統制のための停車駅削減により廃止となりました。
横須賀線、東海道本線、京浜東北線、京急本線などを跨ぎ・・・。
レトロ感満載の国道駅に着きます。高架下は開業時の雰囲気を残しており、駅には戦争中の機銃掃射の弾痕も残っています。
鶴見川を渡ります。
まもなく弁天橋に着きます。左手には鶴見線営業所、右手は鶴見川口支線(貨物支線)や、木の生い茂るところには旭硝子京浜工場。
鶴見線周辺は工場がほとんどで、専用線や貨物支線が現役・廃線を含め多数あります。
弁天橋を出ると右側には鶴見川口支線の廃線跡があったのですが、何やら工事して架線柱が新しくなってますね。何かに使われるのでしょうか?
次回につづく・・・。