今回は、今はなき忠節駅の揖斐線の写真をご紹介します。先ずは忠節駅の黒野方にあった留置線の写真です。市内線のモ550形と揖斐線のク2320形+モ750形の2両編成が留まっていました。

ク2320形は、愛知電気鉄道電7形として1926年(大正15年)日本車輌製造本店で製造されました。最後は岐阜地区600V線の揖斐線、谷汲線で1997年まで活躍しました。
製造から71年間活躍しました。屋根も浅く、なかなかスマートな外観の車両です。
忠節駅の揖斐線ホームに留まっていたモ751号。モ750形は1928年に日本車輌製造デセホ750形として10両が製造されました。
写真右側から1番線、2番線、3番線になっていました。3番線の奥に少しだけ、市内線のモ550形が写っています。モ550形の留まっているところは低床ホームになっていました。
1番線に留まっていたのは、朝の通勤通学運用を終えたモ750形+ク2320形。
ク2326号は、ク2320形の中で唯一高運転台に改造された車両でした。