SAKU美SAKU楽【前半】申込・車両・食事 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」に乗ってきました。

 

【1】SAKU美SAKU楽とは?

「SAKU美SAKU楽」は「さくびさくら」と読みます。

今年2022年の7月1日(金)〜9月30日(金)に、津山線の岡山駅~津山駅間を走ります。

(10月以降の運転は、8月4日現在未発表です)

土曜日曜は1両編成で、金曜日は普通列車に連結して運転されます。

「岡山デスティネーションキャンペーン」の一環として現在走っています。

関東の者にとっては、津山線と言っても、ほとんど馴染みはありません。

私は全く乗ったことがありませんでした。

地図で示すと、こちらが津山線になります↓

 

 

【2】申し込み

「SAKU美SAKU楽」は、みどりの窓口で指定券を購入するのではなく、旅行商品扱いとなります。
私は、せとうち観光ナビ「SETOWA」を利用して申し込みました。
昨年、JR四国乗り放題の割引切符が「SETOWA」のアプリ限定でしたので、そのままスマートフォンにアプリが入っていたのです。

こちらから、旅行商品を申し込みました。

クレジットカード利用で6000円の支払いです。

片道運賃(1170円)、弁当類、観光案内など全部込みです。

旅行会社に行く必要が無いので、慣れたらスマートフォンで申し込めるのは助かります。
 

 

【3】ピンク色の車両

「SAKU美SAKU楽」の車両は、ピンク色の気動車です。

先頭には、ヘッドマークが取り付けられています。

車体の横には「SAKUBI SAKURA」と描かれています。

車両は「キハ40 2049」です。

旧型気動車キハ40を改装して利用しています。

 

 

【4】座席をそのまま利用

車内に1番乗りして、全体の写真が撮れました。

「ボックスシート部分」と「ロングシート部分」があります。

座席そのものは、従来のままです。

ただし、アクリル板を取り付けたテーブルを設置しています。

4人のボックスシートを1人2人で利用するなら問題ないですが、4人で利用すると激しく狭いです。

まあ網棚がありますから、荷物は載せられますけど。

私はロングシート部分を指定されました。

ただし、ロングシートに座るよう指示されましたが、8席のどこに座っても良い状態でした。(結果的に8席中3席は空席で、なぜか空席に弁当とお茶が置かれ続けました)

テーブルは置いてあるだけで、固定されてはいません。

席から立つ際には、テーブルをずらすと、立ち上がりやすくなります。

1日4本運転されましたが、私が乗った津山16:21発・岡山18:17着の「SAKU美SAKU楽3号」は、この日で最も乗客数が多かったようです。

旅行会社ごとに席が分かれていたのか、団体のキャンセルがあったのか、詳しい事情は不明ですが、座席割が不自然な点が目立ちました。

別の時間帯が満席表示だったので止む無く乗車する時間変えたら、結果的に多くが空席、2人客・4人客をロングシートに割り当てて、1人客がボックスシート。ん~?

 

【5】車内の設備

扉の前には消毒液があります。

観光列車の基本ですね。

「のれん」があります。

車体にも描かれているデザインです。

旧型車両ですので、扇風機が手動です。

もちろん冷房は効いていますが、ボタンで扇風機を動かせるのは、鉄道マニアには嬉しいかも。

4人が風の範囲に座ってましたから、ほとんど押して遊べませんでしたが。

 

【6】料理

全席が旅行商品で、弁当付きの乗客です。

4本それぞれで料理などは異なりますが、「SAKU美SAKU楽3号」は、メインの弁当があります。

寺田シェフ監修特製弁当です。中身は「岡山県北イロドリちらし」になっています。

結構しっかりした弁当です。お茶はついています。

ビールでも飲みたいところでしたが、4日間車内販売だけしか飲食しない車外断食中なので、避けました。

飲み物を車内では買えないのは、案内したほうが良いと思います。途中駅で数分停車がありますから、自販機で缶コーヒーくらいは買えましたが。

 

【7】福渡のいいもの詰め合わせ

もう1つ、停車駅・福渡の詰め合わせが配られます。

大きなのは、飲むヨーグルトです。

★ドリップバッグコーヒー「さくら旅ブレンド」

★サクッ咲くたけべクッキー

★福の町さんぽマップ・オリジナルポストカード

★ジビエレザーの小物

やや小さいとはいえ、色々な地元の品が入っていました。

 


 車内販売、それぞれの駅の話などは、近いうちに。