1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1052Fの概要

1987年に竣功した1000形の2編成目にあたりますが、竣功日は1051Fと同日になっています。
一気に登場した8編成の中に含まれ、当初は2編成を繋いだ8両で使うことを前提としていました。

将来的に営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線に乗り入れることは考慮されていますが、対応した機器は装備されていません。
登場してからしばらくは、1051Fと組んだ8両で使われ、他形式との併結運用もありませんでしたが、後に行われるようになっています。
1000形同士で組んだ8両で各駅停車として走るか、10両の新宿方に配置されるのが定位置でしたが、近年は6両の1252Fと半固定編成に近い状態で使われていました。

他の6両と組んだ10両で運用することが基本となっていたことから、リニューアルの際に1252Fと組み合わせて10両固定編成へと組み替えられ、現在は1096Fとなっています。

編成表

クハ1052-デハ1002-デハ1102-クハ1152
※左側が新宿方

製造区分

クハ1052:1次車
デハ1002:1次車
デハ1102:1次車
クハ1152:1次車

製造所

クハ1052:東急車輛製造
デハ1002:東急車輛製造
デハ1102:東急車輛製造
クハ1152:東急車輛製造

竣功日

クハ1052:1987年12月23日
デハ1002:1987年12月23日
デハ1102:1987年12月23日
クハ1152:1987年12月23日

10両固定編成化・改番日

クハ1052:2017年1月17日
デハ1002:2017年1月17日
デハ1102:2017年1月17日
クハ1152:2017年1月17日

1052Fの写真

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