名古屋市営交通100周年 | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

1922年8月1日に名古屋市電気局が発足し、2022年8月1日で名古屋市営交通は100周年を迎えた。

おめでとうございます!

 

これまでの道のりは平坦ではなかったが、市営交通事業廃止や民営化ではなく市営交通として歴史を刻み続けてきたことは名古屋っ子としては嬉しい。

 

筆者が鉄道に関心を持ったころは既に名城線や東山線はステンレス車両が既に幅を利かせていたが、「黄電」もまだ健在だった。そのころは名城線はもちろん環状線化されていなかった。

 

「黄電」は引退後は他県の、また国外の事業者に譲渡された。筆者も福鉄や琴電には乗りに行ったが、ブエノスアイレスには行けていない。もとより治安が悪く日本人が生半可な気持ちで行けるものではなさそう所と聞くが、コロナの影響で海外渡航自体が難しし、名古屋市営の車両が現役のうちに海の向こうでの「再会」は叶わなさそうである。

 

また上飯田線が建設途中で、そのころは平安通と上飯田の間の約800mは「徒歩連絡」で通勤客は商店街を歩いていて店もそのおこぼれに与っていたようだ。また上飯田線トンネル工事は湧出した地下水を黒川・堀川に流したしたところ著しく水質が改善し生態系が回復したので、堀川・黒川の環境問題への関心が高まったという工事の思わぬ、そしてすばらしい「副産物」をもたらした。(開業後には庄内川の水を黒川へと流している)

名古屋市営地下鉄は5年前の2017年に60周年を迎え、今年で65周年。藤が丘工場で5年前の様にまた大々的にイベントをやってほしいものである。