月形町内の札沼線跡地や鉄道施設は町に譲渡される予定です。
町では全施設が譲渡完了となるまで数年かかるとみています。
2020年の廃止なので、場所によっては譲渡されたところもあるのでしょう。
この流れの中で石狩月形駅舎は町に譲渡されたため今回の解体になったと思われます。
譲渡されれば駅跡や線路跡は畑などになるのであろう、
廃線跡を辿れるのはあと数年とみてよさそうです。
さて月形町内から札幌に向かうとほどなく厚田へ向かう道道11号線が分岐する交差点があります。
その道を行くとほどなく知来乙駅跡があり、今でもホームが残されています。
道道に隣接しており、非常にわかりやすい立地だ。
月形に来たついでに寄ってみました。
線路内とホームは立ち入り禁止になっていますが、見学は自由にできます。
現場に行ってしまえば駅舎や待合室などはなく、ただホームがあるだけの寂しい景色。
現役時代は木造の待合室があったのですが、早々に撤去されたらしい。
開業は1958年、廃止は公式には2020年5月7日ですが実際は4月17日。
4月18日から5月7日は全列車運休扱いで列車の発着はありませんでした。