気づけば7月が終わりを迎えようとしている.あっという間の4ヶ月,昨年の今頃はここまで苛烈な毎日が待っているとは思いもしていなかった.そろそろいろんなところにガタが来始めていると悟り,撮影行を計画するも結局朝方までPCをカタカタ…5分だけ,と横になったのが最後で気づけば太陽は高く高く上がっていた.ならばと昼過ぎまで寝込み,2か月前に訪れることのできなかった西谷界隈へと向かうことにした.

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△2022.07.30 西谷~鶴ヶ峰

 快特と各停を乗り継ぎ40分少々で西谷に到着.酷暑の中懸命に行軍したものの予定のアングルは草がかなり伸びていて断念せざるを得ず.とりあえずスカスカな折り返し線を横目に往来する電車たちを記録したものの,やや内陸部に来たことでもくもくと雲が湧きはじめてしまい,この後20分ほどで光線は終了してしまった.

 自身は2018年から横浜市民で今年5年目になる都合,相鉄の直通プロジェクトの変遷を目の当たりにしてきた.直通開始直前のダイヤは日中時間横浜口で優等9本の設定があり,毎時2回海老名行き特急,湘南台行き快速,湘南台行き各停が1分おきに駆けだしていくシーンが印象的だった.1時間に1本いずみ野線への特急も設定されており,お世辞にも洗練されているとは言えないものの,相鉄なりの一生懸命さが感じられるダイヤだったように思う.
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△2018年春時点での平日日中時間帯のダイヤグラム.現在から振り返ると雑多な感が否めないものの,車種も豊富で趣味的には非常に興味深い時期だったように思う.

 相鉄・JR直通線の開業を迎え,日中時間当たり2本の直通列車は特急1本と各停1本に割り振られたため運行パターンは相変わらずの小難しさがあった.しかし2021年春の改正で日中時間帯の直通列車は全て各停に変更され,いずみ野線系統の各停,本線系統の快速と特急,直通線系統の各停と簡潔に整理された.そして来春には東急との直通を控え更なる変化が予想されている.東部方面線の完全開業という節目を飾る,相鉄渾身のダイヤ設定を是非期待したい