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【京成】編成車両数が変更可能な3200形導入を予定(中期経営計画2022~2024)

京成は2022年7月29日のIRページで『京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について』を公開しています。そのうち「中期経営計画D1プラン」で編成車両数が変更可能な3200形導入を示唆しています。

また、スカイライナー増備も記載されており、停車パターンの見直しを含めたダイヤ改正も検討しているとのことです。



3200形導入とスカイライナー増備

京成が公開した『京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について』のうち、車両関係は「中期経営計画D1プラン」で言及されています。

鉄道趣味的な注目ポイントは、

  • 3200形導入(新形式)
  • スカイライナー増備と停車パターン見直し

でしょう。

尚、「中期経営計画D1プラン」は2022年~2024年のため、2024年までに3200形導入とスカイライナー増備が行われ、スカイライナーについては停車パターンの見直しも発生する可能性があります。



3200形は編成車両数が変更可能

ほんの少しだけの記載ですが、3200形については編成両数の変更が可能という事です。

現状、京成本線では8両・6両が運行していますが、金町線は京成金町駅のホーム有効長の都合上、4両編成のみ運行可能です。可能性の話ですが、京成本線と金町線の両方に対応可能な編成が登場するかもしれません。

金町線で運行されている4両編成の3500形・3600形は編成本数が限られています。3600形の4両編成は3668編成(ターボ君)の1編成のみで、都営浅草線・京急線を経由して総合車両製作所横浜事業所から新造車両を牽引する役目もあります。

なので、京成本線・京成金町線の両方の運行を担当できて、かつ、ターボ君の役割も担う仕様を3200形に盛り込むかもしれません。



ただし、前提条件は2019年度並みの数字

ところで、この中長期計画ですが、38ページに2024年度時点の前提条件が記載されています。

全体 コロナ禍による行動制限等の社会的制約はない
定期外輸送人員
(成田空港輸送人員除く)
2019年度並み
成田空港輸送人員 2019年度を上回る
定期輸送人員 2019年度の9割程度
その他 2022年9月1日付で
新京成電鉄を完全子会社化する

色々書かれていますが、端的に言えば、2024年度までに社会情勢がコロナ前の状態に戻っていることが大前提の中長期計画となります。

3200形については、3400形・3500形・3600形の老朽化や、金町線運用車両のやりくりの都合上、前提条件関係にあまり左右されず、極端な社会情勢の変化が発生しない限り、遅かれ早かれ導入すると考えられます。

一方、スカイライナー増備等の成田空港関連の計画については、コロナ以降で成田空港利用が大幅に減っている影響を考えると、計画を見直す可能性もあります(中止・延期など)。



関連リンク

京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について|京成電鉄

【京成】新形式「3200形」導入&スカイライナー増備を発表|鉄道プレス(個人サイト様)

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