このオレンジ色の103系は30年位前に購入した製品なので、今年発売された製品と異なる部分もあります。
今年購入した中間車3両を除いた古い車両は屋根と同色のベンチレーターが使われているので、全て別売りパーツに交換しました。
また、ダミーカプラーとしてこちらを用意。
Z04-1406 クハ103 ダミーカプラー
今回の103系が発売予定として発表された頃、模型店の方々を集めて収録した感じのKATOのオフィシャル動画でこのパーツを知り、スカイブルーの103系と一緒に予約して入手していました。
※発売予定が発表された頃、ダミーカプラーは古い物が使われていると思われていたらしく、模型店の方が「交換用にこのパーツを仕入れて売り場に並べます」みたいなことを仰っていた記憶があります。
取り付け部分の形状が全く同じなので、
古いダミーカプラーを外してそのまま付け替えが可能です。付け替え作業中に写真を撮ってみました。
▼上:交換後 下:交換前
新しいダミーカプラーを取り付けたことで、台車の動きに干渉してしまう等の不具合も全くありません。
見た目はもちろん俄然よくなります。
▼左:元のダミーカプラー 右:付け替えたダミーカプラー
旧製品との違いといえば、モハ103のパンタグラフ。
板バネを使っている旧製品は大きさがかなり異なりますが、ここは特に加工等をしないでそのままにしています。
後は全車に幌パーツを取り付けて、KATOカプラーに交換。
このあたりは、横浜線の103系で行った作業と共通です。
電球からLEDへの交換作業も、横浜線のクハ103と一緒に済ませているので、後は全車両に純正室内灯の取り付けをして、行先表示シールを貼るだけになりました。
行先表示シールは横浜線用使った時に余っているホビーセンターカトーの28-239Aを使います。
このシール、売れ行きが良かったのか、8月~9月に再生産が予定されているようです。
実際、関東と関西に分けて、色々な路線の行先が収録されている上に、シールが程よい薄さなので光を通してくれるという点はポイント高いと思います。
欲を言えば、山手線や中央線や京浜東北線用に、10両分の行先表示が収録されていたら、もっと良かったのですが、これだけ色々な路線を収録しているので、やむを得ないのかもしれないですね……。
大きさがどうかわかませんが、もし他社の103系にも使えるとしたら、さらに汎用性が高いシールということになりますが、果たして……。
途中長い中断がありましたが、オレンジ色の103系の加工・整備。
ようやく先が見えてきました。