東海道本線全駅間歩き8(静岡-浜松) その20・袋井駅に残る線路跡 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その19からの続き

 

-袋井(9:05発)-

 

 

旧東海道の中間地点・袋井宿を通って、袋井駅へ向いました。

 

袋井駅に着きました。

 

駅も「どまん中」をアピールしていますが、

東海道本線の中間地点はもう少し先ですよ。

 

 

 

ホームは3面4線と賑やかな構造ですが、本線は真ん中の2・3番線。

副本線の1・4番線にはホームが設けられていますが、

通常は使用されないとのこと。

 

ベンチで雨雲レーダーとにらめっこしますが、

次の駅くらいまでは保つだろうと思い、そのまま出発しました。

 

 

 

ホームを歩いている時に南側に駅名標が見えたので、

出発前に寄り道。

 

ここは静岡鉄道駿遠線の袋井駅跡とのこと。

駿遠線は袋井駅から相良、吉田を経由して藤枝市内までを結んでいた軽便鉄道です。

最盛期の営業キロは64.6kmに達し、日本で一番長い軽便鉄道だったそうです。

ところが、モータリゼーションの進行で、1970年には全線廃止となりました。

 

 

 

駿遠線は今でも所々に線路跡が残されており、

早くも駅前から線路跡が拝めます。

 

ちなみに、北口からは静岡鉄道秋葉線という別の軽便鉄道が出ていたそうですが、

こちらも1962年に全線廃止とのこと。

 

 

 

北口に戻って、全駅間歩き再開。

この道は旧東海道ではないはずですが、古い蔵が残っていました。

 

 

 

ヤマハの音楽教室。

それ自体は全国どこにでもありますが、

ここで見ると、いよいよ浜松が近くなったという気分になります。

 

 

皆さんはヤマハといえば楽器ですか?

それともバイクやモーターボートですか??

 

自分は楽器派です。

 

 

 

原野谷川と宇刈川を渡りました。

 

 

 

川を渡った先は工業団地。

街外れにさしかかりました。

 

 

 

工業団地を抜けると一面の水田地帯。

市街地を抜けたようです。

 

 

 

5分ほど歩くと集落を通過。

 

後で地図見て気がついたのですが、

もうここは磐田市だったようです。

 

カントリーサインが無いから分からなかった…。

 

 

 

再び水田地帯に出ると、

まっすぐ続いていた道がようやくカーブを切り始めました。

 

 

 

太田川を渡りました。

ここが市境だと思ってた…。

 

 

 

堤防を線路の方向へ進みました。

 

写真では東海道本線の電車が橋を渡ってるけど、

感覚としては3本新幹線が通過したら、1本在来線が来る感じ。

 

 

 

堤防下の集落に入りました。

 

 

 

片側一車線の市道を西へ。

雲行きは相当怪しいですが、まだ雨は降っていません。

ただ、風に紛れて水滴のようなものが当たるような気もしないでも無い…。

 

とりあえず、次の駅まではこのまま歩けそうです。

 

 

その21へ続く

 

 

袋井駅から御厨駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。