銀河夢急行

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JR東日本が特に赤字な35路線66区間を公式サイトにて公表!!久留里線の末端部は“重症”!!

2022年07月28日 16時09分18秒 | 鉄軌道

既に各報道などにてご存じかもしれませんが、JR東日本は公式サイトにて特に赤字な35路線、66区間の経営状態を発表しました。
これによれば、久留里線・久留里~上総亀山間は100円の収入を得るのに何と1万5千円以上も掛かり、こりゃあ、バス輸送転換は必至だな。かなり“重症”なようだ。
何だか、血液検査結果のかなり悪い数値みたいだ………。(苦笑)
また、直流電化区間の赤字路線も結構あるようで、長野原草津口~大前間もかなり危ない。
また、そうでなくても磐越西線の会津若松以西、磐越東線、陸羽東線、陸羽西線、水郡線、北上線、花輪線、五能線、飯山線の戸狩野沢温泉以東なども、今のままでは、かなりヤバいですね。
交流電化区間では津軽線、奥羽本線の新庄~湯沢、大館~弘前間も心配だ。羽越本線・村上~酒田間も然りで、日常のローカル列車は架線レス電化したつもりで、電気式ディーゼルカーに転換させ、電化運転は特急とか企画的な臨時列車、貨物列車だけにした方が賢明なのかもしれないね。
また、これはJR四国やJR西日本、JR九州にも言えることだ。国鉄時代末期に運賃体系を幹線系と地方交通線系に分けたものだが、まずは全体的に見直した方が良い。だいいち、筑肥線の非電化区間とか美祢線、予讃線の伊予灘ルートなどが、いつまでも幹線系なのは、ホンマにおかしな話。今は明らかに地方交通線系だろうね。逆に予讃線の内山ルートや今の内子線は明らかに幹線系だ。もしかしたら、路線名が近い将来に変えられる可能性もあろう。
関心をお持ちの方は、これを機会に、ぜひとも公式サイトにて各自、検証されたい。
尤も、大半は上下経営分離方式化され、ごく一部はバス化されようが。うん。あくまでも私自身のごく主観的な見方に過ぎないが。
もしかしたら第三セクター化もありか? 上越新幹線🚄と並行している上越線・水上~越後湯沢間が、その有力候補になるのかも。但し、長い清水トンネルがあり、勾配も激しいから、こちらは今のE129系的な電車で良かろう。特急列車は残念ながら既にいないが、貨物列車は運行されているし。うん。

・追伸(7/29)…………JR東日本公式サイトでの色分け路線図によれば、灰色はまず問題ない路線。赤は特にバス転換の可能性も高い路線とみられます。黄色の中でも濃い路線は今後の動向が微妙な路線、淡い路線は再活性化で生き残るとみられる路線と私自身は解釈しています。

こうなると水郡線や飯山線、小海線、陸羽東線などは分断の恐れも。吾妻線は長野原線に戻る可能性もありか?

画像は、バス輸送転換が極めて濃厚なJR久留里線の末端部と吾妻線の末端部、また鉄道線として残すならば余程の努力が必要な飯山線の中部区間の路線図です。交通新聞社発行の時刻表3月号から抜粋しました。



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