JR鹿児島本線門司港ー折尾間で、主に日中に毎時1本運行されている普通列車(折尾シャトル)。9月23日のダイヤ改正で筑豊本線(福北ゆたか線)に乗り入れ、運行が門司港ー直方間に変更されます。現在充当されている国鉄形の415系電車は、撤退がささやかれています。

 

 

こんどのダイヤ改正では西九州新幹線の部分開業(武雄温泉ー長崎)が注目されていますが、在来線も新型コロナ禍による乗客数の減少もあり、運行体系の見直しや本数削減など大きく変わるようです。九州各地の動きにより最古参の415系は玉突きで運用が縮小し、余剰となる編成も出てきそうです。

 

 

今月上旬、西小倉ー九州工大前間を行く折尾シャトル運用の415系100番台、Fo123編成。上から眺めると、通風機が撤去された屋根上はスッキリしていました

 

 

この日の折尾シャトルには1500番台のFo1521編成も充当されていました。(ステンレス車体は風景に埋没するのか列車接近に気づかず、慌てて撮って屋根が串刺しになってしまいました…)

 

 

北九州での所用の帰りには時々沿線に足を延ばして415系を撮っていましたが、もし運用縮小となると、私にとってもささやかな楽しみが減ってしまいます。徐々に活躍の場が狭まってきた同系。厳しい暑さが続く日中は出歩くような雰囲気ではありませんが、折尾シャトルはもう少し撮っておきたいところです。

 

 

【追記】

JR大分駅に415系白電のお別れ掲示が設置され、9月23日のダイヤ改正に伴い100・500番台の鋼製車は引退するもようです。(22.9.22)

 

 

 

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