2022.07.27 日本はコロナウイルス第7波全盛期。これまで以上に感染者が増えているけど、ほとんどの人が軽症でもはやインフルエンザの方が毒性強い気がする。
安倍元首相暗殺によってクローズアップされたカルト宗教と政治家の繋がりが露わになって国民はドン引き。
トレインシェッドのトラス柱製作の続き。
前回まではトラス柱を構成するメインパーツを切り出すところまでお送りした。
今回は切り出したトラスを柱にするため、どう貼り合わせるか。
課題は強度と形状の維持。
まずは強度の確保を試みる。
4つの面を貼り合わせるだけだと、当然、斜め方向の力が加われば潰れてしまってあら残念てことになりやすい。
そんな時、現実世界では筋交(←すじかいっこういう字なんだ、初めて知った)というものを入れる。
縦横を斜めで繋ぐと驚くほど強度が増すのは想像するだけでわかるはず。
模型だと筋交を入れるより、こうして板を入れてしまう方がはるかに楽で強い。
この筋交的な板をトラス柱の要所に設置することにしたところ全部で14枚必要だった。
地味に工程数が増える。
いいか、これをあと8個作るんだからなって自分に言い聞かせながら作ってる。
ここでついにRPカッターの出番だ。
フルスクラッチのストラクチャーを作るためにすじぼり堂さんから購入した優れもの。
ご覧のとおりプラ材を正確な長さでサクサク切ることができる。
この切り出した薪をどう使うか?
こう使う。
接着の強度は、点より線、線より面だ。
この薪がないと線で接着することになる。
薪をくべることによって線は面となって接着強度は格段に増す。
本当は目立たないように1mmの薪にしたかったけど、面を大きくするため2mmの薪にした。
見た目より強度重視だ。
で、さっきの板だけど、やっぱり筋交っぽくしたくなった。
強度より見た目を重視。
え?さっきと違う?
まぁ、いいじゃないか。
で、あと8個作るんだからなと自分に言い聞かせる…。
ここで新たな発見。
カッターマットより、柔らかい木材の上で切る方が楽だった。
カッターマットはデザインナイフの先が引っかかると動かしにくいけど、木材は簡単に動かすことができるし、何よりザクザク刺さるのでプラ板を切るというより刺してカットすることができる。
ミスも少ないし、力もいらない。
あと8個作るうえでこれは大発見!
やはり、抜けていた方がカッコいいじゃん。
まぁ、トレインシェッドが完成した暁にはほとんど見えなくなっちゃうんだけど、じっくり見た時に嬉しくなるもんね。
ついにトラスの貼り合わせ。
マスキングテープで仮留めして、筋交を通常の接着剤で、トラス下側(立ってる方)を流し込みタイプ速乾接着剤でキメる。
このとき、2枚のトラスが直角に接着されていることが極めて重要なので小型のL字金尺を当てて丁寧に丁寧に仕上げていく。
さらにもう1枚のトラスをこれまた丁寧に丁寧に仕上げていくともう明日の仕事のことなんてどうでもよくなるぐらい盛り上がっていく。
どっかで聞いたことあるフレーズだけどもうそれしかないぐらい立ってる。
左右の幅は約470mmもあってトラス柱の奥行はたったの11mmしかない。
さらにトラスを構成するプラ板はどこも厚さ0.5mmという貧弱ぶり。
それがカチッと組み合わさってそそり立っている。
この強度なら中折れする心配もなく必ずイケる!
あと8回(トラス柱)同じようにイッて、2回(トラス加工のない支柱)厳かにイケばトレインシェッドは完成したも同然だ。
みたまえ、筋交のヌケが気持ちいいじゃないか!
ヤッて正解だった。
トラス柱上部はまだ塞いでないけど、ここは屋根になるのでトラス加工なしとする予定。
屋根をどうやって被せるか、ちゃんと検討を重ねてから施工しよう。
焦らずじっくり、失敗したらやり直せばいいって感じて緩やかに作るのが成功のカギなのかなぁと40歳を過ぎて気づいた。
ではまた!
「小さなヨーロッパと小さな鉄道」の歴史
↓
全ての始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2010-09-01
サヨナラレイアウト
https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-04-29
屋根裏ワンダーランドの始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2016-06-13
屋根裏ワンダーランド製作記録