皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
本日は、Tomix製14系500番代「海峡」整備のため仕入れていたお品物が届きました。
↑またもや何か届きました。
↑またまたIMONさんからのお届け物です。
↑またもやカプラーセットですね。この手のパーツ、いくつ買えば済むのでしょうか…。
↑いつもは「スハネフ14カプラーセット」を使っていました。これはスハネフ14ジャンパパーツを利用するためこれに合わせていたのですが、今回は中間部なので他のパーツも試そうと購入しました。ただし余計なものが入っているので若干高いですが…。
さて、では中間部のナックル化に進みます。前回までの投稿で安価な台車マウント化を試みましたがカプラー長がちょうど良いパターンが無く、大規模な加工も面倒だったのでボディマウント化にシフトすることとしました。そのため大量のカプラーセットを購入した次第です。
中間部のボディマウント化は初期の頃に1両(片側)だけ試していました。
↑当時の投稿から。編成端側と同じ要領でスハネフ14カプラーセットをねじ込んでいます。
↑以前の投稿から。トイレタンクは付けていませんが、とりあえずボディマウント化していました。
先日トイレタンクも大量に仕入れていたので、さっそく加工を始めます。
↑前回加工していた中間部(全写真の車)を一旦床下をバラしました。また先日入手したトイレタンクも用意します。
↑そのまま付けようとしましたが、トイレタンク部とナックルカプラーのホルダー部が干渉し嵌りません。
↑この部分をゴリゴリやすりで削ります。私は省力化のためある程度のところまでリューターでゴリゴリ削りました。
↑これくらいまで削ります。
↑しかし、トイレタンクが奥まで入りません。
↑まずこの部分がトイレタンクと干渉して奥まで入らないようなので少しカットしました。
↑まだ奥まで入りません。トイレタンクの床板と引っかける腕のような部分と、ナックルカプラーのカプラーホルダー突起が当たります。したがってトイレタンク側の腕を少し切断します。
↑カットしました。これでトイレタンクの位置が良くなりました。
↑ハマりました。
↑ちゃんと入りましたね。
↑レールにも干渉しないようです。
↑よく見るとトイレタンク側はゴリゴリ削った痕跡が残っていますね(汗)後で仕上げておかないといけませんね。
さて、これでスハネフ14カプラーセットを使ってトイレタンクを取り付けるところまで完成しました。
では、引き続きこれの連結相手となる別のオハ14のトイレと反対側も整備します。
↑次はこれを整備します。
同じようにスハネフ14カプラーセットを使えばよいのですが、せっかくキハ58カプラーセットを入手したので、これを試しに使ってみます。
↑これがキハ58カプラーセットの内容です。
↑カプラーベースはキハ58の前位側と後位側で別になっています。
↑ナックルカプラーも同封されています。だから少し高価なのですね。ただしカプラー長なのでウチではあまり使いませんね…。
↑とりあえず1両分組み立ててみました。ベースに対しカプラーの位置が異なり、左の中間側に対し右の運転台側の方がベースからの出が長くなります。
↑こちらのカプラーが前に出る「運転台側」をTomix製14系の中間側に使うことにしました。
↑車体に固定するための爪を切除します。これはTomix製14系の床下とはビス止めするためです。本当はその横にある突起も邪魔なのですが、これはカプラーホルダーを固定するための爪なのでこれを切断してしまうとカプラーセットがバラバラになってしまいます…。そのためこれはそのまま残さざるを得ませんね。
↑Tomix製14系の床下に乗せてみました。おおむね良好ですがカプラーの出が長いので、もう少しカプラー全体を後ろにしたいところですがこれ以上は動かせません。
これは、前述したナックルカプラーセットの、ホルダーの爪が床板と干渉していることが原因です。今までは床板側に穴を開ける等して対処していましたが…
↑以前はナックルカプラーセットの爪を回避するため床板に穴を開けたりしていました。
これに対し中間部は干渉する寸法が小さいので、ナックルカプラー側の爪を少し小さくして対処しました。
↑このように爪を少し切って小さくしました。
↑カプラーの出の長さもよさそうです。
↑ビスが見えない写真で恐縮ですが、ビス止めしています。
↑無事に完成です。試しに先ほどトイレタンクを取り付けた側と連結してみました。連結間隔もまずまずです。
↑これでトイレタンクも付いた状態でボディーマウントナックル化できましたね。
↑スハフ14と連結させてみました。当然ですが問題ありません。
これでTomix製14系のKATO系カプラー化は、ボディマウントナックル化で終結しそうです。
さて、そういえば先日ウチにKATO製の14系もいることを思い出し、これとの混結可能性についても考えていました。
↑ホントにカプラー問題は面倒ですよね…。
↑今回はこのKATO製14系のトイレ側加工にトライします。
↑伸縮カプラーを外してみました。50系の床下ではナックルカプラーの爪を避けるための穴が開いていましたが、14系ではナックル化は考慮されていないのか穴は開いていません…。
↑試しにキハ58カプラーセットの中間側用のベースを嵌めてみました。取り付け爪は同じようなのですんなり固定できます。カプラーベースの穴の部分はカプラーホルダーの爪がくる場所です。この部分は床板に切り欠きをしなければなりませんのでこの状態で爪穴の位置を鉛筆等でマーキングします。
↑見づらいですが鉛筆でマーキングしました。真ん中はナックルカプラー芯の穴位置です。
↑マーキングした位置にΦ1.0mm程度で穴を開けた後、Φ2.5mm程度まで広げました。ナックルカプラー芯も穴を開けています。
↑こちらは組み立て済みのキハ58用ナックルカプラー(中間側)です。ただし付属のカプラー長のナックルではなく、EF66ナックルカプラーを仕込んでいます。
↑そのままパチンと取り付け可能でした。
↑意外と簡単にナックル化できました。
↑KATOの14系床下は、床板にトイレタンク表現があるので楽ですね。ディテールはTomix製の別パーツの方が良いですが、中間に入ってしまう部分ですし、このレベルでも問題ないのかもしれません。
↑Tomix車(手前)とKATO車(奥)を並べてみました。これでナックルカプラー統一できましたので混結自在、機関車とも連結自在ですね。
↑Tomix製とKATO製の混結も自在になりました。
さて、これでこれまで懸案であった14系客車のナックル化は編成端部・中間部ともに方法は確立しました。問題はナックルカプラーセットが大量に必要になることですね…。あとKATOの伸縮カプラーは皆用済みになってしまいます…。キハ58系もすべてTN化していますし、本当にウチでは悲運のカプラーです…。結局安価と思われた台車マウントは上手くいかなかったのが残念ですが…。
ということで今後は同じ方法で量産していこうと思います。例のごとく方法が確立したのであとは一気にまとめて施工すると早くできそうですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!