乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3692 根室(2022.7.12)

釧路湿原を走っている間、釧路駅周辺を散策している間は雨模様でしたが、この日の一大テーマ、花咲線(釧路~根室)の道中では一転して晴天に。先の雨が嘘のような晴れ様で、おかげで終始晴れ晴れした車窓、景観を楽しむことができました。花咲線のキャッチコピー「地球探索鉄道」を大いに実感した片道2時間余り。往路は11:12発-13:22着、復路は13:34発-15:53着で、停車時間長めの途中駅はなかったため、純粋に往復のみの行程でした。

根室本線は1990年8月の旅で、滝川→富良野東釧路新得を乗車済み。以来すっかりご無沙汰となっていた路線で、東釧路根室富良野新得については未乗のままでした。この日、東釧路を出た時点で長年の課題の一つが果たされることに。JR線の東端を往くのに加え、国内最東端の有人駅での降り乗りを控え、気分的に高まるものがありました。

根室では定刻通り、13:22~34の12分間の滞在。降りるも乗るも結構な人出で、うかうかしていると復路は着席できない可能性もありました。駅やその周辺をしっかり見物、撮影したい、ただし早めに乗り込まないと席が...という悩ましい事態。乗車したのは発車数分前でしたが、何とか座席を確保できたのは幸運だったと思います。

根室駅改札口。13:22着で気温は22℃。涼しくてありがたい限りでした。
花咲線観光マップ@根室
花咲線全線開通百年の歩み」・・・100周年記念日は2021年8月5日でした。
根室駅外観
「日本最東端有人の駅」・・・ようやく訪ねることができました。
釧路行き普通列車根室13:34発)。「ルパン三世ラッピングトレイン」での往復でした。

往路は快速「ノサップ」で、尾幌、門静、姉別、別当賀、昆布盛、西和田、東根室は通過。復路は各駅に停まるため、往きで撮り損なった駅などをしっかりチェックしつつ、絶景ポイントも改めて堪能しました。単純往復だからこそ可能な下見+おさらいの旅。花咲線区間で撮った枚数は450枚ほどとなり、成果は上々と相成りました。

以下は、それらの中からのピックアップです。

根室半島の付け根にあたる一帯(別当賀~落石、13時頃)。広大な眺望が開け、驚きました。
東根室駅(13:36着)。こちらは「日本最東端の駅」。
花咲駅跡。東根室と西和田の間にあった駅で、その跡地を示す看板が立っています。路線愛称のもとになった駅がまさか廃止になるとは...
落石岬(落石~別当賀、14時頃)。晴天ながら霧がかかり、幻想的でした。
厚岸湖茶内~厚岸、15時頃)。湿原地帯を抜けるとチライカリベツ川などの河口部となり、厚岸湖に出ます。青と緑のコントラストが映える沿線屈指のビューポイントと言えるでしょう。
尾幌駅近くの牧場。再び霧が立ち込め、遠くが見通せない状態に。気温や湿度の変化の激しさが感じられました。

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