先日の東北新幹線開業40周年の団体ツアーでは青森に1泊しましたが、翌日の集合時間より1時間前から青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の船内見学が出来ることを確認したので、当日はホテルを8:30にチェックアウト。

 

 

まずはアスパム側岸壁から第二桟橋に係留された八甲田丸全景を撮影。

 

 

煙突には赤でJNRマークが描かれていますが、かなり色褪せていたことが残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

第二桟橋の八甲田丸手前には車両入れ替え用の稼動橋が今も遺されていました。

 

 

 

 

 

 

 

第二桟橋を更に歩いて八甲田丸の船首へ。

 

 

近くには石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の記念碑がありますが、記念碑に近づくと今も大音量で歌が流れます。

 

 

そして9;00ちょうどから船内見学を開始。

 

 

 

 

 

 

 

見学最大の目的はこちら。。。。。

グリーン指定席

 

今はシアタールームとして現存は2列のみですが、かつては反対側の窓まで何列も配置されていました。

 

 

現存は僅か2列のみですが、2列だけでも当時のまま残っていることに感動!!

 

 

なお、私は青函連絡船には計4回乗船しましたが、全てグリーン指定席にしました。

 

 

 

 

 

 

 

青函連絡船グリーン指定席は1人掛けシートということで、クロ151パーラーカー亡き後は国鉄の中では最上級クラスであったはず。

 

 

ただ、座ってみると座席付属のレッグレストはイマイチでしたが、荷物入れ下にある収納式の台が足を置くのにちょうどいい按配でした♪♪。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは2人掛けのグリーン自由席の座席です。

 

 

かつて訪問した際には展示はありませんでしたが、調べてみると羊蹄丸が船の科学館での展示を止めた際に青森駅周辺を再現した青函ワールドと一緒にグリーン自由席の座席も八甲田丸に移設したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

煙突のJNRマークを見たかったので、航海甲板へ。

 

 

八甲田丸船体の黄色はまだ見れますが、JNRマークが赤はすっかり色褪せてしまいとにかく残念!!

 

 

せめてJNRマークだけでもお色直しをしてもらいたいもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

煙突展望台には上りませんでしたが、操舵室の上に上がれたので、防波堤側を望んでみました。

 

 

第二桟橋先端の建物は青森港旅客船ターミナル。

 

 

佐井(仏が浦)方面の高速旅客船ポーラスターの発着場所になりました(注:青森フェリーターミナルではありません)。

 

 

私が気になる埠頭の先端部分ですが、防波堤の手前まで埠頭公園として入れるみたいなので、次回訪問してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は順路に従い、エレベーターで車両甲板へ行きました。

 

 

鉄道車両が9両展示してありますが、目玉はやはりキハ82。

 

 

以前訪問した際は仕事の合間のためカメラは持っていませんでしたが、狭くて写真が撮れないという印象。

 

 

今回の再訪問では標準ズームの広角側(28mm相当)でも十分に写真が撮れてホッとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

連絡船への鉄道車両入れ替えで活躍した控車のヒ600が4両展示されていました。

 

 

地味な存在でしたが、こうして今も保存されていることに感動。

 

 

団体旅行の集合時間やあまりに暑くてバテバテでしたので、約20分の滞在で青森駅へ向いました。