旧東信貴鋼索線開業100周年イベントへ
本当であれば、月1回車内公開されるはずだったのですが、
コロナの影響でずっと延期・・・🥲
今回、開通100周年イベントで車内を公開することが発表されたので勇んで行ってまいりました🤩
三郷町のホームページより
●開催場所の近鉄生駒線信貴山下駅
大阪と奈良を結ぶJR関西線（大和路線）の王寺駅から近鉄奈良線の生駒駅まで結んでいる近鉄生駒線。
その生駒線の王寺の次の駅が信貴山下駅です。
大和川のほとりで住宅街の入口みたいな感じの駅です。
東信貴鋼索線とは？
一応、東信貴鋼索線について説明しておきます💁♂️
●信貴山への参拝客を運ぶ重要な路線だった
東信貴ケーブルと地元では言われていたそうですが、
正式名を、東信貴鋼索線と言って、
奈良県生駒郡三郷町の近鉄生駒線信貴山下駅と、信貴山駅を結ぶケーブル路線でした。
587年に聖徳太子によって開かれた日本最古の霊場の信貴山朝護孫寺へ参拝客を輸送するために1922年に信貴生駒電気鉄道として開業され、1964年に近鉄と合併して「近鉄東信貴鋼索線」に。
1983年にモータリゼーションの流れに合わず廃止となり、路線バスへ転換されました😭
信貴山朝護孫寺（2020年撮影）
保存車両 コ9
●信貴山下駅前への移転前に書いた記事
今回、車内公開された車両は近くの三郷北小学校に保存されており、2020年に現在の信貴山下駅前に移築・整備されました。
実は2年前の移動前に記事を書いていますのでそちらを先にお読みいただけるとわかりやすいかも？
↓↓
●昭和8年製の車内は時代が止まったまま
地元の産物の販売や音楽の演奏などをしたのを横目に通過してケーブルカーへまっしぐら💨
お祝いの🎀もつけられています。
早速、中へ入ります。
木製の床と壁板。
装飾に時代を感じます✨
近鉄のグッズ販売も
近鉄さんがブースを出展されていましたので、
ちょっと覗きます。
実は、東信貴ケーブルと同じ時に近鉄生駒線も開業したので、
近鉄生駒線開業100周年記念のグッズも販売していました。
あと、多かったのは近鉄が誇る列車「ひのとり」「あをによし」のグッズ
終点の信貴山駅跡も注目！
●当時の信貴山駅舎も現存
実は終点の信貴山駅はそのままバス停留所として残されています。
バス停の反対側が昔の入口でした。
はっきりわかりませんが、広告板だったのかな？
●路線跡
信貴山駅跡からはハイキングコースになっています。
駅に近い方は路面が整備されています。
が、ちょっと歩くと、
こんな感じの枕木を利用した道になっています。
●当時を思い出させる案内板
よ～く見ると懐かしいものがたくさん。
あやめ池遊園地にドリームランド！玉手山遊園地！
ちなみに信貴山の文字は黒塗りに。ケーブルの線も消された跡が。
鳥羽からホバークラフト「ひかり」っていうのがあったのですね！
（ウィキると蒲郡へ行く水中翼船だったとか）
※写真は別日に撮影しています
信貴山が注目されている！
「寅の年・寅の日・寅の刻に聖徳太子の前に毘沙門天王が出現した」と言い伝えられていて、信貴山では寅を遣いとされています。
12日に1度訪れる寅の日に参拝すると、大きいご利益があるといわれています。
ましてや今年2022年は寅年なので信貴山は注目を浴びていて、参拝客が多いそうです。
開運橋から飛び込む観光名物の「開運バンジー」
鉄道遺産も多い場所ですので、観光を兼ねていかがでしょうか？
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※2022年5月現在の情報です。
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