この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
A3運用に充当されました国宝機こと
EF66 27。
夕映えの関西を東へ向け、駆け抜ける
姿がSNSなどで見られました。
このまま関東運用の方へ入るのか
またはA20でトンボ返りとなるのか。
或いはムドでの帰阪だって可能性は
ゼロじゃない…
あ、ひょっとしてイルカに代走!?
様々な憶測が飛び交う土用の夜で
ございます。
さて、今回の更新は21日に下松から
発送されました東京メトロ18000系の
甲種輸送につきまして、ご報告させて
いただきます。
下松からの甲種輸送はここ関西ですと
早朝、5時台の通過となります。
今の時期はまだ陽が出てからの撮影と
なりますので、この日も沿線へ出て
狙う事と致しました。
日の出から小一時間経ちます東山の
堀割りを、EF210-138の牽引で通過
致します東京メトロ18000系で
ございます。
東の空には低い位置に雲が垂れ込めて
陽光が遮られましたので、それを
見越して京都タワーを背景に据える
この場所へ布陣致しました。
秋に入りますとここでの撮影は難しく
なりますから、今の内にという意図も
あっての選択でございます。
また、以前にここへ布陣して見事に
対向の貨物からブロックされました為
そのリベンジも兼ねております。
薄明かりの中、米原へ回送されます
281系を練習電として狙いました。
短い編成ゆえ構図確認というよりかは
露出合わせの意味合いが、強う
ございました。
この後暫くして本番を迎えます。
思い切り望遠を伸ばして、接近を確認
致しますファーストショットから
本番撮影を始めております。
小指の爪くらいの小ささですが、一応
列車を確認する事が出来ました。
次いで編成を圧縮した構図でも一コマ
撮影しておきます。
甲種輸送の場合は、被牽引車両の形状
把握こそ大切だと考えますワタクシの
好みでは無い圧縮構図。
ですが、以前に被られた際の嫌な記憶
からつい先打ちをしてしまいました。
あの時は8862レが遅延の為に運悪く
被られてしまいましたが、本来なら
ここは安全に撮影が出来ます。
この日もですから余裕を持って優雅に
レンズを引き、時臣氏の様に計算高く
本命コマを仕留める事となります。
王よ、今こそシャッターを切る時!
巻頭コマから更にレンズを引いての
本命コマがこちらとなります。
次の下松から出て来ます甲種輸送では
この構図をワタクシが撮影するのは
難しいと思われますので、今年はこの
機会が最初で最後となりましょう。
次回は滋賀県まで行かねばならん事に
なりそうでございます。
今回の〆。
編成後端は養生も無く、スカートまで
履いた状態で仮連結器だけが異彩を
放つ姿でございました。
列車はこのまま東山のトンネルへ入り
府境へ向けて進みます。
増備の進む18000系、計画予定本数は
19本ですからまだまだ半数以上も
残っております。
残りの編成も、可能な限り狙いたいと
そう思う今日この頃でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!