こんばんは。

 

おんせん県でのんびりしたいところですが、今度は九州を横断しながら火の国・熊本を目指します。

赤いキハ185系・九州横断特急が入線しました。

大分から豊肥本線を乗り通すのは初めてです。

 

大分(15:25)→熊本(18:29) 特急九州横断特急84号

 

荒城の月で有名な豊後竹田を過ぎ、熊本県に入ると雄大な阿蘇の車窓を楽しめます。

阿蘇駅には、クロちゃんのお家があります。

ずいぶん立派なお宅、しかもホーム上の一等地にある好物件です。

カルデラの中を走るため、周囲の車窓は素晴らしいものです。

唯一無二の豊肥本線の車窓をじっくり楽しみましょう。

列車はしばらくすると、甚大な被害を与えた熊本地震の爪痕が残る区間を走行します。

崩落した阿蘇大橋の橋脚も見えました。

橋脚の一部が保存され、慰霊碑なども建てられています。

崩落した阿蘇大橋に変わる、新阿蘇大橋が見えてきました。

以前この地域に住む友人に車でこの周辺を案内してもらいましたが、改めて凄まじい天災だったと実感したものです。

スイッチバックで急勾配を下り、立野に到着。

接続する高森線こと南阿蘇鉄道は、現在も立野~中松で運休中です。

しかし、トロッコ列車が休日に頑張っているそうで、一度乗りたいものです。

定刻通り、熊本に到着。

この日の移動はこれで終了でした。

鳥取~岡山~小倉~大分~熊本と、なかなか良い行程だったでしょう!

D&S列車おなじみの黒と金で囲まれた列車形式。

九州横断特急という名前、なかなか面白いと思います。

運行区間そのまんまではありますが、特急列車に〇〇特急と名前がつくのは、この列車くらいではないでしょうか。

個人的には、12年前に初めて九州に行ったときに乗った特急でもあります。

そのときは熊本→阿蘇を乗り通し阿蘇で友人と合流、観光案内をしてもらいました。

実は今回も阿蘇で友人に会えればと考えていましたが、あいにく都合がつかず見送りました。

また東京や実家に来てくださった際に、今回の行程をお話しようと思います。

そして熊本駅で食べるものといえば、桂花ラーメンです。

スープが絶妙に美味しく、大変気に入っています。

あっという間に完食しました!

そして宿へ行き、デザートはこちら。

銘菓・陣太鼓です!

このお菓子も、熊本へ行くと必ず購入する品物の一つ。

桂花ラーメンと陣太鼓または武者返しを食べれば、熊本旅行は完璧です!

 

さて、最北の地・稚内から熊本まで移動してきて早くも旅は3日が経過しました。

稚内→熊本までの行程で、実は新規乗車路線は一つもありません。

つまり、いよいよ熊本から先の区間が、完乗に向けた最後の乗車区間となります。

 

宿でこれまで乗車した路線を思い返し、何事もなければ明日ついにJR線を完乗できると思うと、少し感慨深いものがありました。

高ぶる感情を抑えつつ、明日の完乗に向け十分準備を整え、ベッドで横になりました。