こんばんは。

 

札幌→鳥取の大移動を終え、旅は早くも3日目。

鳥取よりスタートです。

 

鳥取(7:19)→智頭(8:08) 普通智頭

 

鳥取からは久しぶりの因美線に乗車。

伝統ある陰陽ルートを通り、岡山を目指します。

平日の朝ということもあり、4両のキハ47は途中の郡家まで、高校生で超満員でした。

 

智頭(8:12)→津山(9:22) 普通津山

 

智頭から先、因美線の閑散区間に入ります。

キハ120形の単行でも間に合ってしまう、寂しい区間です。

この車両が活躍している区間は、将来廃線になってしまう可能性が比較的高いでしょう。

因美線の智頭~津山には、魅力ある木造駅舎が多数現存します。

もっと時間があれば、ゆっくり途中下車を楽しみたいところです。

那岐駅は低い位置にありますが、屋根を見ただけでも素晴らしい駅舎だとわかります。

10年前に因美線に乗車したときも思いましたが、よくこの状況で列車が走っているなと。

結構草に埋もれていて、まるで廃線跡のようです。

かつて陰陽連絡路線として大活躍し、急行砂丘が駆け抜けていた路線とは思えません。

やはり将来が心配になります・・・

こちらも素晴らしい美作河井駅。

またまた素晴らしい美作滝尾駅。

一日かけてじっくり駅舎巡りをしたい路線です。

久しぶりの因美線を楽しみ、およそ10年ぶりに津山に到着です。

前回はわずか数分の乗り換えしかなかったので、今回は初めての下車となります。

「美作」という地名、響きと漢字がとても素敵です。

30分ほど時間があったので、駅の外へ出てみました。

城下町・津山ということで、城壁を模した白い駅舎です。

駅前からも観光バスが多数発着していました。

今度は観光を目的として訪問したい街の一つです。

コインロッカースペースにかかる屋根を支える柱が特徴です。

あまりこのような構造は見たことがありません。

駅前にはC11 80号機が保存展示されています。

お召列車として走った実績があるため、銀色の装飾品が目立ちます。

日立製作所製でした。

さて、次の列車に乗るためホームへ向かうと、なんと国鉄急行色のキハ47形が入線しました!

「ノスタルジー」とヘッドマークが取り付けられています。

先ほど紹介した因美線の木造駅舎に大変良く似合う車両です。

今月にはこの車両が因美線に入り、木造駅舎に国鉄急行色を纏った車両、まさにノスタルジーを感じられる列車「みまさかスローライフ号」が運転されます。

乗車される方が羨ましいです!!

山行きの幕が表示されていますが、この列車で岡山へ向かうわけではなく、、、

反対側に停車中のキハ47形快速ことぶきに乗車します。

津山線も10年ぶりです。

津山と岡山という県内の主要都市を結ぶ路線のため、車内は大きな荷物を持ったお客さんや地元の方でいっぱいでした。

 

津山(9:54)→岡山(11:00) 快速ことぶき

 

 

岡山に到着。

JR四国8000系のアンパンマン列車が出迎えてくれました。

 

前日は札幌から鳥取まで、伝統ある特急列車を乗り継いてスピーディーに移動しました。

3日目は普通列車でゆっくりと、美作国の車窓を楽しんでの移動。

速い列車も楽しいですが、やはり普通列車の旅も車窓や駅をじっくり観察でき楽しいです。

今回の行程に、この陰陽連絡路線を組み込んで大正解でした!