GM完成品8500系非軽量車の幕が光った以上、予想された展開に
完成品では先輩格の軽量車も、現行水準の行先点灯仕様に改良されて再登場となりました。
GMオフィシャルでは、従来品に純粋に幕穴を開けた画像しか出てこず、出荷直後に製品の画像が出てくるというドキドキの展開となりました。
パッと見た感じ前面自体の造形も改良されているようですが…
とりあえず眺めてまいりましょう。
パッケージ
何時も通りに基本セットは4両
軽量車・8631編成・行先点灯・黄色テープ付き
とサブタイトルが非常に長いですw
増結セットは6両分
こちらは幕が光る先頭車が入ってない分、幾分かタイトルは短めになっています。
基本セットを開封してみます。
取扱説明書は基本&増結共に共通
ステッカー
最近のまともな透明台紙仕様
種類もかなり豊富で、一通りの表示は網羅しています。
現行仕様で遊びたく、変則的な行き先にしたいという希望がないのであれば、このステッカーをそのまま使って事足りるのではないでしょうか?
基本セットの付属パーツ
東急では標準タイプの機器ランナーが1つ
収録内容の関係でアンテナは予備2つと過保護ですが、ヒューズ箱は逆に予備無しですw
増結セットを開封
こちらの付属品は取説と機器類のランナーのみ
ヒューズ箱のみを使用します。
ということで車両を眺めてまいりましょう。
渋谷方先頭車の1号車デハ8631号車
前面
今回の目玉である、幕が光るようになった先頭車
幕が光るようになったのみならず、貫通扉の凹みや窓パーツ、ライトリムなども非軽量車と仕様を合わせる形に
手元にあったジャンクの旧製品(右)と比較
幕点灯云々以前に、前面の描写が全く違ってビックリw
幕が光らない旧製品は全体的に窓の大きさがデカめで、貫通扉の凹みの少なさと合わせて“似てない”と言われていた要因なんだなと納得
バラシて窓サイズ自体を比較してみると、思いの外サイズ感は変わっておらず
ですが、試しに古い方を幕が光る改良品に入れてみると微妙に入らず
恐らくNスケールでHゴム数本単位の調整を行ったものかと思います…。
微調整レベルの変更点ですが、それでより実車の印象に近づいたのは嬉しい限りですね。
唯一のがっかりポイントとしては、車端部下部の補強部分
実車が凸になっているのに対して、GMのこの頃の新製品で多用されていた微妙な凸を凹みで再現する表現が残ってしまい…。
意地悪なアングルで見ない限り気にならない部分ではありますが、この点も改良されていれば完璧だったかなぁとはorz
ライト類の点灯状態
前面の修正で気を取られていましたが、一応幕点灯が今回の製品では目玉w
ライトユニットは非軽量車と同様のものを再現し、しっかりと光ってくれるようになりました。
側面
妻面
前面以外のボディに関しては改良部分は無し
従来品と同様です。
屋根周り
なんとアンテナが旧タイプに戻る形に
三日月形の取付穴を持つ、あまり造形の宜しくないタイプを最近は採用していました。
非軽量車も旧タイプアンテナだったのでどうなるかと思っていましたが、これは嬉しい誤算でした。
クーラーは最新仕様のメッシュありタイプに
告知がありませんでしたが、新タイプ装備で一安心でしたw
2号車~9号車の中間車8両はまとめてw
メッシュありのクーラーキセに取り換えられて、車端部まで座席のある車内パーツに交換された以外は従来のまま
そういえば、純然たる軽量車がPT42Lパンタグラフ装備で出るのも今回が初でしたっけ…?
中央林間方先頭車の10号車デハ8531号車
当然ながら1号車デハ8631号車と同様に前面が改良
側面と妻面は変わっていませんが、せっかくなのでw
屋根周りもアンテナ穴とメッシュありクーラーキセに変更という部分がメイン
ということで、グリーンマックス 東急電鉄8500系軽量車(8631編成・行先点灯・黄色テープ付き) のレビュー的なものを書いてみるでした!
幕が光るという点よりも、前面の造形が改良されたという点が嬉しく…より8500系らしい良い顔になってくれたと思います。
実際私もそうなのですが、取り換えるために前後先頭車だけ欲しいという層も多いと思われ、基本セットだけ品薄になりそうな予感はします…。
出来ることならクロスポイントブランドで車番印刷無しのボディとライトユニットのセットで売って欲しいですね。
ということで、とりあえず真っ先にやりたいことを加味して基本セットだけ4つ入手
増結セットは1つだけ入手しましたので、こちらは純然たる8631Fとして楽しみたいですが、残りは…お楽しみに