こんばんは。

 

前回は札幌→新函館北斗まででした。

今回は一気に移動します。

新函館北斗からは、おなじみの東北・北海道新幹線はやぶさで。

今でこそ「北へ向かう・北からやってくる新幹線」のイメージですが、私はやはり東京発着の伝統ある寝台特急を今でも思い浮かべます。

今回最南端へ向かう道中に「はやぶさ」を利用するというのも、なんとなく雰囲気が良いですね。

 

新函館北斗(9:35)→東京(14:04) はやぶさ18号

 

のどかな東北地方を猛スピードで駆け抜けます。

ちなみに、今回は1号車に乗車しましたが、全体を通して乗車率はかなり高いものでした。

新函館北斗を発車する時点で窓側は全て埋まり、途中の盛岡・仙台で通路側も完全に埋まりました。

日曜日の上りということもあり、帰京する方が多かったのでしょう。

東京に”一旦”帰ってきました。

しかし、今回は東京を通過し、さらに移動です。

30分ほど時間があったので、次に乗る列車の特急券や駅弁を購入して時間を潰しました。

東京からはおなじみの東海道新幹線で移動しますが、いつも通り「のぞみ」で移動しても面白みがないと思い、せっかくなので「ひかり」に乗車しました。

東京からは大阪方面へ向かう人が「のぞみ」を目指して急いで歩いたり、ホームで列をなしていましたが、「ひかり」については全くそのようなことはなく、発車5分前でも自由席にはかなり空席がありました。

今後は新大阪までなら「ひかり」を利用するのも一つの手段になりそうです。

 

東京(14:33)→新大阪(17:27) ひかり647号

富士山は見えましたが、少しガスっていました。

冬の時期がやはり綺麗です。

並走する名鉄電車を見ると、愛知県に来たなと実感します。

名鉄も乗ろうと思いつつも、なかなか乗れていない鉄道会社です。

JRも一旦制覇したので、私鉄にも目を向けれれば。

個人的に「ひかり」の良かったところは、途中の駅で「のぞみ」の通過待ちをすることでした。

新幹線に乗りつつも、なんだかローカル線の普通列車が途中駅で特急の通過待ちをしているようで、とても楽しかったです。

ホームで通過を見るのもよし、自販機が近ければ飲み物を買うのも良しです。

はじめての「ひかり」でしたが、新大阪まで大変楽しい時間を過ごせました。

新大阪からは、一旦東海道本線の普通電車で大阪へ。

新快速ばかり載っているので、普通電車に乗るもの新鮮な気分です。

 

新大阪(17:38)→大阪(17:42) 普通新三田

 

大阪に到着です。

この時点で札幌からだいぶ移動してきましたが、まだまだ続きます。

この日最後に乗る列車こそ、かなりのロングランとなるものです。

大阪18:04発の鳥取行きはまかぜ5号に乗り込みます。

鳥取まで4時間27分かけて走る、ロングラン特急です。

通常鳥取までは、智頭急行線経由の特急スーパーはくとが3時間半ほどかけてスピーディーに結んでいますが、なんとそれプラス1時間も多く費やします。

全区間乗り通す人は、おそらくマニアくらいでしょう。

キハ189系が入線。

大阪駅では、あまり写真撮影の時間はありませんでした。

しかし、この先の駅でじっくり撮影できるので、大丈夫です。

 

大阪(18:04)→鳥取(22:31) 特急はまかぜ5号

 

ロングラン特急ですが、区間利用がかなりあるようで、大阪駅では窓側についてはほぼ埋まっていました。

日も沈みかけたところで、姫路に到着です。

大阪~姫路を特急で移動したのも初めての経験でした。

新快速に負けず加速するキハ189系、とても頼もしいです。

姫路では、なんと10分ほど途中停車します。

そのため、大阪駅で撮影できなくても、姫路で撮影の時間があります。

乗り遅れない程度に撮影を楽しみましょう!

今回キハ189系も初めて乗車しましたが、往年の名車キハ181系を彷彿させる、丸みのあるデザインとヘッドライトが、とても素晴らしい印象を与えています。

性能も素晴らしく、かなりかっこいい車両ではないでしょうか。

 

また、姫路から播但線に入るため、進行方向が逆転します。

お客さんは慣れているらしく、手際よく座席を回転させていました。

姫路を出て播但線に入ったところで、夕食の駅弁です。

大阪駅で購入した、レモンステーキ弁当なるものをいただきました。

お肉とレモンが絶妙にマッチして、大変美味しかったです。

また、付属の野菜もかなり良い味付けでした。

 

駅弁も食べ終わり、鳥取到着までの時間を楽しみます。

 

どの駅での下車が多いかなと観察していましたが、城崎温泉での下車が圧倒的に多かったですね。

むしろ播但線内の駅では、ほとんど下車客がいませんでした。

特急列車に乗る際、どこで乗降が多いのか観察するのも、個人的な旅の楽しみです。

長い乗車を終え、鳥取に到着!

補充券を添えて記念撮影。

 

思えば札幌から鳥取まで、一日で恐ろしい距離を移動してきました。

それも北斗から始まり、はやぶさ、ひかり、はまかぜと、伝統の列車を乗り継いで来れたことに、大きな喜びを感じました。

正直疲労もありましたが、いわゆる満足感もある心地の良い疲労でした!