別宅Nゲージは、別宅ゆえに週に数回の取り組みとなっている。今回は1週間以上ぶりの作業となった。



レイアウト向かって右側には、レールが上下に複雑そうに設置されている。こうしてみるとただの黒い発泡スチロールや、粘土にフォーリッジを貼り付けた物体など各種活躍しているが、写真の1番奥やその右側などに、ファイントラックの箱をそのまま活用せざるを得ない箇所がある。


スタイロフォームそのままの床面も見栄えを悪くしているが、このレールの支えほどではあるまい。Nゲージ車両が登坂できるように緩やかな勾配を実現してはいるものの、このままというわけにも行くまい。


そこで発泡スチロールを切り出して、100円ローソンで買ってきた接着剤でくっつけておいた。幅は適当だが、レールを支えるには充分なサイズと強度がある。


貼り付けるだけなので、発泡スチロールの切り出しを含めて作業は至って簡単。レールの幅と橋脚がわりの黒い物体の幅がほぼ同じて、狭いところにレールが這い回っている別宅レイアウトにおいては、このサイズ感が結果的に功を奏している。

さらに奥側にはもう一つ箱の支えがある。今回作成した橋脚もどきと、奥側にこれから作る橋脚もどきをそれぞれ接続できたとしたら、最外周のレールが他と少し隔絶されたような見た目になりそうで、フォーリッジの貼り付けなどでより雰囲気を向上させられれば、山の中みたいな情景になりやしないかと期待してしまった。

なぜなら以前制作したトンネルと切通は、当時のレイアウトにしか使えないデザインにしてしまったので、全くツブしが利かないものになってしまっている。その経験と反省から、ある程度汎用性をもたせたレイアウトアイテムの制作こそが、別宅レイアウトに必要なものだ。