日本最長距離鈍行といえば、長くその座に君臨したのは門司発福知山行き824列車が伝説ですが、昭和59年2月のダイヤ改正で真中の出雲市で系統分割されました。
その際、次点の浜田発大阪行き726列車が繰り上げで日本最長距離鈍行となりました。 ただしその座は60年3月までの僅か約1年間でした。
726列車の退場により500㎞を越える普通列車は無くなりました。 その後昭和61年11月までは、大阪発出雲市行き721列車(走行距離412㎞)がその座を引き継ぎ、国鉄最後のダイヤ改正である61.11では東京―大垣の345M(410㎞)が最長距離鈍行となりました。ご存知、ムーンライトながらの前身です。
その後は年々距離が短くなり、今では大都市を真中に挟んで 前後に伸びたという通勤列車(敦賀ー播州赤穂や黒磯―沼津等)のように、本来の長距離列車のコンセプトとは違う状況になっています。
今回はかつての列車がどんな感じのダイヤだったのかを追体験します。
(注:タイトルは本来の「浜田―大阪」としていますが、今回の乗車は豊岡までです。)
#国鉄 #鉄道 #JAPAN Rail way
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