こんばんは。
日本縦断の旅、2日目は札幌よりスタートです。
札幌から一気に本州を目指します。
乗車列車は、6:00発の特急北斗2号です。
まずは新幹線連絡駅の新函館北斗まで乗車します。
札幌(6:00)→新函館北斗(9:17) 特急北斗2号
使用車両は、キハ281系。
現在の北海道ディーゼル特急の礎を築いたような列車ですが、つい先日引退宣言がなされました。
今回の乗車が、最後の記念乗車になりそうです。
私にとって、北海道の特急といえばこのキハ281系の印象が強いので、少し残念な気持ちです。
振り子式特急も、今はこの車両だけになってしまいました。
ラッキーなことに、札幌よりの先頭車は試作車のキハ281-901でした。
量産車と比較すると、貫通扉の窓が小さいのが特徴です。
初めて見る車両に出会え、幸先の良いスタートがきれました!
なお今回は、昨日の宗谷に続きグリーン車を利用しました。
宗谷のグリーン車は車両の半分・9席しかありませんが、キハ281系北斗は一車両まるまるグリーン車です。
車両の前後で2-1列シートが1-2列シートに変わる、少し変わった構造でした。
座席自体は、以前乗車したことのあるキハ183系ハイデッカーグリーン車と同じもので、個人的にはキハ261系のものより快適なような気がします。
グリーン車でさらに興味深いのは、車掌室がこのようなカウンター式になっていることです。
このようなオープンな車掌室ははじめてみました。
何かあったときには、とても便利そうです。
苫小牧の貨物駅には、LNG関連の貨車が鎮座。
結構背が低いんですね。
東室蘭の貨物駅では、たのもしいDF200・レッドベアーが待機中でした。
北海道ならではのディーゼル機関車です。
列車は快調に振り子性能を発揮しながら、噴火湾を走行。
快晴だったらなおよしですが、それでも海沿いの車窓はつい見とれてしまいます。
森では、キハ40形が側線に停車中。
函館地区では、まだまだタイフォン付きのキハ40が健在です。
この光景もいつまで見られるでしょうか。
森から先、大沼公園の車窓はやはり見逃せません。
駒ケ岳の車窓も楽しみにしていましたが、残念ながら曇で見えませんでした。
函館本線の函館~森は、大沼公園や駒ケ岳といった車窓ポイントがあり、とてもお気に入りの区間です。
特急と普通列車、どちらでも素晴らしい車窓を楽しめます。
新幹線乗換駅の新函館北斗に到着。
気持ちとしては終点の函館まで乗車し、函館駅とキハ281系を撮影をしたかったものです。
しかし、新函館北斗でキハ281系同士の交換を撮影できたので、良しとしましょう。
次回に続きます。