日和佐城から城山遊歩道に入り

 四国のみちのコースになってるリアス式海岸の稜線を辿る遊歩道を

 

指ノ鼻、大磯、嵐瀬、通り岩の休憩所を経て

 標高245.3mの千羽ヶ岳の頂上にある千羽休憩所までやって来ました

 

ここまで想像以上のアップダウンに

 身も心もアップアップでやってまいりましたが・・・

 

この先もまだアップダウンが続くのかな?

 

こんにちは(`・ω・´)ゞ

 お立ち寄り頂きましてありがとうございます

 

2ヶ月前の徳島県美波町を訪ねた記事ですニコニコ

 前回の「城山遊歩道と千羽海崖のアップダウンを経て千羽ヶ岳へ」から続きます

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

ここまで歩いてきた千羽海崖の空撮映像(3分03秒)がアップされてたので貼らせて頂きました

 

 

大磯休憩所付近から外ノ牟井まで2kmに亘って続く千羽海崖

 

南端は千羽ヶ岳(245.3m)から

 ロープウェイ山頂駅のあった千羽展望台跡へと支尾根が下ってる

 

今回の計画では「千羽海崖を望むみち」の途中で

 この千羽展望台跡へ寄る計画だけど・・・

 

千羽ヶ岳からの支尾根はこんなに急傾斜でとても無理っぽい滝汗ガーン

 

この先の千羽トンネルの真上辺りから

 千羽トンネル出口に降りる分岐があるので

 

一旦、外ノ牟井海岸まで降りて

 かつての遊歩道跡を辿るしか方法は無い様です

 

image

現在地は標高245.3mの千羽ヶ岳頂上の千羽休憩所で

 四国のみち「千羽海崖を望むみち」のほぼ中間地点です

 

image

 

13時08分、四国のみち「千羽海崖を望むみち」の後半戦のスタートです

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

またまたアップダウンの始まりです

 

外ノ牟井海岸へ下るには分岐から高低差130m程下って
 100mの等高線に沿ってトラバースして千羽トンネル出口へ
 
そこから車道を歩いて海岸まで辿らねばならない
 
千羽展望台探訪後には、再びこの標高210mの四国のみち分岐まで
 折り返してこなければならないのは言うまでもない煽り
 
外ノ牟井海岸1.1kmの標識に惑わされて下ると
 もう戻って来る気力も体力も無いかも知れません笑
 
列車の時間もあるので、
 先ずは四国のみちを完遂するのが賢明と判断して
 
残念ですが、今回はこのまま四国のみちを辿ります
 
この外ノ牟井海岸への分岐を越えてすぐに
 背筋がゾッとする様な冷たい風が頬を撫でました
 
すると前方から軽装の若い女性が下って来ました
 今日、ここ迄誰一人として遭遇せず、初めて出逢った人ですが
 
リュックも背負わず、両手にポールは持ってたけど・・・
 ペットボトルも持たずに日和佐城まで歩くのだろうか?
 
それとも辺鄙な外ノ牟井へ降りるのか
 と思って、振り返ると消えてた滝汗
 
りしてwニヤリ
 
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・
 

四国のみちは南阿波サンライン千羽トンネル上を稜線を辿り越えて往く

 

相変わらずのアップダウンの路ですが

 海岸線の様な高低差はありません

 

そして、展望も・・・

 相変わらずありません

 

でも、日焼けが気になる人には 

 夏でも殆ど直射日光に当たらないのでお勧めですw

稜線を辿る道の分岐にロープが張られており

 この分岐から左に折れて沢を渡り、隣の電波塔が建つピークに移るみたいです

 

外ノ牟井海岸に注ぐ、源流っぽい沢で休憩

 今日の昼食のバナナカステラをいただきます

 

バナナの風味の白餡子がとても美味しいですよだれ

 

徳島・森に親しむ会さんのGPSトラックログで現在地とルートの確認

 

出発してから4時間半経っており

 ちょっとゆっくりのペースかな

 

この先、白沢川沿いに出るまでは山中を彷徨うみたいw

 でも、四国のみちだから迷う事は無いっしょ!

何処までもしっかりと擬木丸太を使った階段が整備されとる

 

今回のコースの最高地点

 電波塔のあるピークを通過します

 

電波塔の施設管理の車道が南阿波サンラインから繋がってる

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

千羽海崖の通り岩休憩所に向けての長い上り階段と対を成すように

 長い長い下り階段で2万5千分の1の計曲線2つ分以上を下りました

image
それにしてもよく整備されてる
 
今まで歩いた四国のみちでこんなに整備されてるのは初めて
 
千羽休憩所と通岩休憩所の眺望が良ければまた来るのにね

 

長い階段を下り切ると

 南阿波サンライン側へ流れる沢沿いの少し頼りない小径になりました

 

見るからに沢の周辺は田圃跡の様な雰囲気で

 人が暮らしていた雰囲気が感じられる

 

長い長い階段で下ったのに、沢を遡ってる

 また上るのって思いながら歩いていると

 

集落跡と思われる石積みが現れました

そろそろ沢を渡る左に折れる道があるはずだけど・・・

 なかなか分岐が現れずGPSで確認すると

 

現在地は分岐点を過ぎて真っ直ぐに進んでる驚きあせる

 

もしかして、うっかり見落とした?

 それとも、長い階段を下りてすぐ沢に沿って下る道があったけど・・・

 

あっちへ行かなければならなかったのか?

 

曇り空から遂に雨粒が落ち始めました

 今日は大丈夫だろうと、雨具はパジェロに残してきたので

 

土砂降りだけは勘弁して~えーん

 

冷静に考えれば慌てることは無かったのだけど  

 些細なことからパニくってしまったあせる

 

階段を下りきった場所まで戻り、沢に沿って下る道を確認

 あらためて地形図で確認すると沢沿いに下る道は逆方向の南阿波サンラインに通じてた

 

そうそう!!

 徳島・森に親しむ会さんのログはどうなってたかな?

 

やっと落ち着いて、確認してみると、

 地形図に記されている分岐より更に50m程沢を遡ってから左に折れてる

 

何だ、あのまま進んでも大丈夫だったのね

 降り出した雨の中で取り乱してしまったぜよ

 

想定と異なっているとほんの些細なことで

 慌ててパニくるとはホントに情けない限り

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

沢に架かる橋を渡ります

 

この沢の上流に向かっても道が続いてるはずですが、

 辿る人も居ないのか、

 

踏み跡には気が付かんかったけど、ここが分岐のはず

 

沢沿いにもう少し遡ると、地形的にも集落に適してる様に思える

 

というのも、橋を渡ってから先の白沢に通じる四国のみちは

 

かつての生活道としての趣があって

 牛馬やバイクも通れる位のしっかりとした山道でした

 

この立派な切通しで四国のみちは

 小さな分水嶺を越えて日和佐川支流の白沢川に向かってる

 

緩い下り勾配で道は続いています

 

小さな沢にも石が丁寧に敷き詰められています

 

なんと!

 この辺りは石畳が敷かれてるぜよびっくり

 

山道から車道に出ました

  GoalのJR山河内駅まで2.2km

 

迷った沢からここまでの山道は主要道の様な趣があったがね

 

それは沢の上流に大きな集落があった為なのか、

 それとも奥潟川の源流を経て日和佐へと向かう街道だったのか

 

真偽のほどは判りませんが

 色々と想像を巡らしながら歩くのも楽しいものです

 

雨?

 雨はポツポツト降り出したけど

本降りにはならないまま、何とかもってる

 

残り2.2km、あと30分程

 土砂降りにならないことを祈るばかりですにっこり雨

 

長い階段を下ってからは

 緩やかな沢沿いを遡行し

 

沢を渡り、小さな尾根を切り通しで越えて

 トラバース気味にゆっくりと白沢川まで下って来ました

山道を出て、アスファルトの道を下ります


雨雨粒が激しくなってきたあるよ

錦鯉が大量に集まってます

 

先客がいたので中には入りませんでしたが

 餌一袋は無料で用意されてるみたい

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

白沢錦鯉の池から数十メートル下ると三叉路があり

 千羽海崖トレイルランニングレースのミドルとロングクラスは

 

この三叉路を左へ折れて牟岐方面へと向かいます

 

また四国のみちの「潮風そよぐ道コース」16.3kmも

 ここを通ってJR山河内駅からJR牟岐駅へと向かいます

ミドルクラスの関門
 スタート地点(牟岐少年自然の家)から8.7km地点
 制限時間 男女ウェ-ブスタート関係なく14時03分
 
ロング・ロングプラスクラスの第1、第3関門
 スタート地点(竜宮公園)から8.1km、24.9km地点
 

image

開催予定日 2023年1月22日(日)

ミドルクラス 18km

 

image

開催予定日 2023年1月22日(日)

ロングクラス 34.5km

ロングプラスクラス 35km

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

image

開催予定日 2023年1月21日(土)

ショートクラス 10km

 

千羽海崖トレイルランニングレース2022(第13回)【official video】3分53秒

 

トレランの時期にはこの辺りも賑わいそう

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

牟岐線の築堤が見えて来た

 

踏切ありの警戒標識は

 徳島県としては意外にも電車マークの207-Bニヤリ

 

なんてったって
 日本全国の都道府県の中で唯一電車が走っていない徳島県

 

徳島ではJRも私鉄も電化されておらず、

 ディーゼル気動車が運行されている

 

だから地元では鉄道のことを汽車と呼んでいる真顔

 

電車走って無いのに見栄張ったなニヤリ

 汽車ポッポタイプの207-Aの方がお似合いかも笑

 

白沢踏切を渡ります

 

JR山河内駅が見えてきました

 

子どもたちに川遊びの楽しさや自然の大切さを伝える

 「川の学校」の校長として活動されてたカヌーエッセイストの野田知佑さん

 

今年84歳で亡くなられましたが

 確かこの辺りに住まわれてたんじゃなかったかな?

 

今回のコースは

 日和佐駅から山河内駅を結ぶ「千羽海崖を望むみち」でしたが

 

引き続き山河内駅から牟岐駅までの延長16.3kmの

 「潮風そよぐみち」が用意されています

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

15時43分、JR山河内駅到着ですグッ

 

10時から16時までは2時間毎にパターンダイヤ化されており

 次の列車は16時34分で50分後です

 

iPhoneSE(第1世代)にインストールしたジオグラフィカによるGPSトラックログ

 

道の駅日和佐からJR山河内駅まで13.9kmで6時間23分

 

 

GPSトラックログの3D動画

 

JR山河内駅は標高65.2mの

 両側を山に挟まれた谷間にある駅

 

列車がやってくるまで時間があるのでウロウロ

 

単式ホーム1面1線の棒線構造だけど、意外と広い!

アレレ・・・、

ホームの反対側にもホームの形跡があって

 元々は島式ホームだったのか?

 

更にその向かいにもホームの跡があるぞぉ~びっくり

 この間に線路が2本敷けるぞね

 

こりゃ2面3線の駅だったんじゃなかろかね

辺川方から日和佐方面

 

1942(昭和47)年に無人化されるまでは

 元1番線左の階段下に妻面が入口の木造駅舎があったそうな

 

奥の片面ホームは昭和45年に廃止された貨物線跡で、やはり2面3線だったみたい

 

その後、1面2線となり、

 無人化時に駅舎側の1線を外して現在の棒状になった

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

駅の探索後も待ち時間があったので

 ベンチでポケモンGOをしていると・・・

 

山河内天文台のポケストップが表示された

 

天文台が近くにあるなら訪ねてみないけんね!

 駅前広場から日和佐方面へ少し移動すると

 

ラトリエあべの敷地内に60cm反射赤道儀って・・・

 

ネットで調べると自作の60センチ反射鏡が設置されてるそうなびっくり

そのお隣の古民家には「ラトリエあべ」って看板が出てる

 そう云えば駅前にこの名前の駐車場があったな

 

何をするところだったのかと帰って調べると

 なんと1日に2組限定の贅沢なフレンチレストラン

 

フランスの美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」で3トックの評価を得ているそうな

 

ラトリエあべ
徳島県海部郡美波町山河内字なか26
0884-77-3755
ランチは11時から、ディナーは17時から
完全予約制

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

四国みぎした55フリーきっぷ

 

牟岐線の先には阿佐海岸鉄道のDMVも待ってるよ!

 

探訪日:2021年2月14日

image

16時33分、単行の1200型気動車「1230」が
 上りのワンマン列車としてホームに滑り込んできた
 
特急列車が1日僅か1往復(徳島-牟岐間)の
 牟岐線で見かける車輛は殆どが1500型か1200型
 
1200型気動車は1500型気動車と併結可能とするために、
 1000型気動車を改造した車両で、トイレ及び自動解結装置を取り付けてます
 
JR四国は収支改善策として
 徳島県内の無人駅のトイレと券売機の廃止を進めていますが
 
山河内駅のトイレも閉鎖されていました
 
その為、普通列車もトイレ付じゃがね男性トイレ女性トイレ

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

16時40分、日和佐駅に到着

 この駅には珍しい構内踏切(階段構内通路)も残ってる

 

相対式&島式ホームによる複合2面3線構造ですが

 3番線は現在使われておりません

 

階段式の構内踏切の他にバリアフリーの構内踏切も併設

 

4568Dは阿南駅で併結して

 2両編成の568Dとなって徳島駅へ向かいます

 

長くなりましたが

 最後までご覧いただきましてありがとうございました

 

次回もみてねニコニコ

 

では、またバイバイ

 

 

関連記事

1. 四国三郎を下り、阿波の国へ へ

2. 城山遊歩道と千羽海崖のアップダウンを経て千羽ヶ岳へ へ

3. このページの最初に戻る

4.千羽海崖展望台跡に外ノ牟井浜からチャレンジするも・・・ へ