~昭和・平成・令和を駆け抜けて47年。ありがとう8500系~

人数限定、貸切列車でハチゴーサウンドを田園都市線で満喫しよう ②に参加しました。


長津田検車区には、4月17日に行われた「第1回 ありがとう8500系 in 長津田検車区撮影会」以来の再訪です。


撮影会のリポートはこちら

https://ameblo.jp/umeda-hk01/entry-12737976147.html







前回、5月8日に1回目のこのツアーが行われた時は8631Fが貸切列車に使用されましたが、8631Fは5月25日に営業離脱したので、今回は最後に残った8500系の8637Fで運行されました。



私は、5号車(デハ8798)でした。

今回は「音」を楽しむツアーなので、写真は少なめです。



13時15分に長津田検車区を出発し、普段は乗客を乗せて走ることの無い出庫線を経て鷺沼に向かいました。


往路(上り)市が尾〜江田間のトンネル内で非常ブレーキで停車。

急行停車駅のあざみ野を110km/hで通過と普段味わえない体験をしました。


実際には試運転やダイヤ乱れの時にしか行われない鷺沼〜宮前平間の本線上での折り返し(通称:谷落とし)をし、鷺沼駅2番線に入線し長津田検車区に向けて折り返しました。



鷺沼駅2番線発車時には、雨天を逆手にとった8500系8M2Tの空転体験も行われました。



車内でクイズ大会が行われましたが、その中の3問目の解答には疑問符が…

問題は、「8500系がデビューした1975年、田園都市線は全列車各駅停車だった?」と言う問題で、回答は◯と発表されました。

しかし、1968年10月1日からつくし野〜大井町間の上りに快速が運転開始し、1978年8月12日の新玉川線〜田園都市線の直通運転開始まで運転され、その後は1996年4月25日まで半蔵門線〜長津田間で快速は運転されていたので、8500系がデビューした1975年には田園都市線には、すずかけ台〜大井町間に上り快速が運転されていたので、正解は❌ではないでしょうか?




復路(下り)も江田〜市が尾間のトンネル内で停車し、保安ブレーキの音などを楽しむことができました。

また、急行停車駅の青葉台を110km/hで通過しました。



復路も長津田駅からは入庫線を走って最後には洗浄機体験をして長津田検車区に到着しました。



帰りは8637号車の乗務員室の車掌台に飾られていたのるるんがお見送り。

のるるんは、8637Fに合わせて青帯を巻いている特別仕様。



渋谷側の先頭車のデハ8637のヘッドマークは「ありがとうハチゴープロジェクト」のロゴであり、このロゴのバッジを田園都市線・大井町線・世田谷線の乗務員の方は付けて乗務をしているので、私もこのロゴのバッジを付けてこのツアーに参加しました。



長津田検車区到着後は、行先表示は臨時から回送に変わりました。



8500系の後を担う5000系(2代目)や2020系を横目に見ながら長津田検車区を後にしました。



今回のツアーは短い時間かつ区間ではありますが、盛りだくさんの内容でした。

また、来年1月の8500系の営業離脱まで、今後の「ありがとうハチゴープロジェクト」の企画に期待したいと思います。


東急電鉄の皆様、関係者の皆様、大変ありがとうございました。


※車内でのクイズ大会の回答が違う件、イベントのアンケートと東急お客様センターに書いたところ、やはり正解は間違えで、お詫びがありがとうハチゴー特設サイトに掲載されていました。