東海道本線全駅間歩き8(静岡-浜松) その13・菊川もやっぱりお茶の町 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その12からの続き

 

-菊川(12:22着)-

 

 

金谷駅を出て間もなく、急な石畳の坂・東海道金谷坂を登りました。

 

道はなだらかに台地を下っていました。

 

片側一車線のよく整備された道でしたが、

交通量は意外にも少なめでした。

 

 

 

振り返ると、こんな素敵な風景が。

 

 

菊川がつくるこの谷間を北へ遡ると

東海道の「間の宿」・菊川宿に行き着きます。

 

 

あれ?

 

次の「菊川」駅とは逆方向じゃん…。

 

 

いつもなら道間違えフラグですが、

今回はこれでいいんです。

 

 

 

右側奥を東海道本線の電車が通過しています。

 

交通量が多かったら一気に谷を下ろうと思っていましたが、

むしろ下らない方が気持ちよく歩けそうです。

 

 

 

谷底の道と合流したところで、菊川市に入りました。

 

 

え?

ここから南が菊川市??

 

そう、東海道の「菊川宿」は島田市にあり、

菊川市の市名は菊川宿に由来しているわけではないのです。

 

 

 

道なりに進んで踏切を通過。

ちょうど電車がやって来ました。

 

 

 

菊川市に入ってからお茶畑見ないな…と思っていたら、

製茶工場と茶畑が現れました。

 

製茶工場には、お茶を積んでると思しき軽トラックが頻繁に出入りしていました。

構内からは「はいOKです」というアナウンスが何度も聞こえてきました。

重量や品質の検査をしていたのかな?

 

 

菊川市は深蒸し茶で有名とのこと。

製茶時に蒸す時間を長くすることで栄養豊富なお茶になるとか。

 

 

 

そのまま道なりに進んで…

 

 

 

菊川を渡りました。

市名の由来は、この川のようですね。

 

ちなみに、中央奥には「菊川市」と書かれた大看板が立っています。

これは新幹線山側の車窓からハッキリ見えます。

 

 

 

というわけで、東海道新幹線をアンダークロス。

 

 

 

少し歩いて東海道本線もアンダークロスしたら、

県道79号との突き当たりが見えてきました。

 

 

 

県道79号に合流してまもなく、

菊川の支流・沢水加川を渡りました。

 

正面に見える橋は東海道線の「吉沢アーチ橋」。

開業当時の姿のまま、現在まで使用されているそうです。

もともとは単線で、複線化の際にアーチ橋も増設されたそうですが、

この区間が複線化されたのは1903年…120年近くも前の話。

 

 

 

そのまま県道を西へ。

高圧線の下にやたらたくさん電柱が立ってるけど、

研修施設なのかしらん?

 

 

 

再び菊川を渡れば、あと少しで市街地です。

 

 

 

菊川市のオリジナルマンホールを発見。

 

中央に描かれているのは菊川茶のイメージキャラクター「ちゃこちゃん」。

頭上のネコ耳のようにみえるものはリボンみたいですね。

 

 

 

歩道の舗装が変わりました。

菊川駅まであと少しです。

 

 

その14へ続く

 

 

島田市・菊川市境から菊川駅手前までのGPSログ(1/32,000)です。