2022-04-20 ムダに若い井川にダム2 | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。


静岡県の奥の奥の奥。


井川に来ています。





「大井川鐵道行こうぜ!」と誘いを受け、千頭の下り1番列車に乗って終点の井川駅へ。



折り返し時間にフラッと井川ダムを見学。



井川線は大井川鐵道の代名詞でもあるSLが走っていない方の路線で、人里離れた山奥をゆーーっくり進んでいく100%観光路線です。







道路を跨いで停まっているのが、井川線の車両。


これから千頭まで再び2時間近く乗る列車で、上りの始発電車です。


もうお昼前なのに。





余談ですが、偶然にも4年半前の同じ時間帯に井川駅にいました。



よくこんな所まで車で来たよなぁ、、、







帰りは後面展望を楽しむべく、一番後ろに張り付きます。



5両繋いでいる客車の殆どが乗客ゼロ。


というか我々しかいないのでは。





結局その後は誰も乗ってくることなく、11:29 なんの前触れもなく列車が動き始めました。




花壇のようなホームのある尾盛駅。


いつか降り立ってみたいが、一人じゃ孤独死しそう。



景色は往路で充分楽しんだので、帰りは写真もそこそこにゆるりと鉄道旅を味わいます。








井川線のハイライトスポット、奥大井湖上駅。



復路あるあるを改めて言うけど、やっぱ帰りの方が早く感じるね。






奥大井湖上駅の2つ次が長島ダム駅。


帰りはここで先頭に電気機関車を連結。






もう帰りは連結も切り離しの作業も見に行かずに、車内でのんびりと発車待ち。



鉄道にしてはとんでもない急勾配をジョギングくらいのスピードで慎重に下っていきます。


これを現役で使い続けてるのスゴいよな…。


本線のSLや大手私鉄の中古車両も含めて博物館といっても差し支えなさそう。









電気機関車とはアプトいちしろ駅でと別れ。


再びディーゼル機関車の牽引によって勾配を下っていきます。



川根小山駅で下り列車と行き違い。



ここは全国で唯一、駅名に「ねこ」が入る駅だと車掌さんから案内がありしました。


駅名標が「川猫山」に書き換えられていたので、そっち方面で攻めていくのか。。。



で、言われてみれば「ねこ」の付く駅名って他に無いんだね(´-`)







そんな川猫山駅を出て、20分後。



千頭駅に戻ってきました。


ちょうど4時間ぶり。


入れ替わりにツアーのおばちゃん軍団が乗り込んでいきました。



その気になれば井川線でもフラッと行けてしまうもんなんだね。




構内の写真を撮っていると、



本線のホームに普通列車が到着。



見たままの通り元近鉄特急です。


てっきり大井川からも引退したとばかり思っていたので、これにはびっくり。


過去には南海電車や京阪電車の中古も走っていたので、さながらミニ関西私鉄のようでした。








ここで停めておいた車に乗り換え。


一路、奥大井湖上駅を目指します。



時刻表を見ると、ちょうどアプト区間を走る電車を見られそう。





と、いうことで少し待って車道から狙い撃ち。


いくらiPhoneといえど望遠機能は弱いので、緑で覆われた写真の中から赤い客車を探してくださいな、、、



この電車は千頭〜アプトいちしろを40分かけて走りますが、同じ区間を自動車は10分で走り抜けてしまいました。



分かっていたとはいえ、実際文字に起こすと虚しいな。。。




何年か前に千頭と閑蔵(井川の一つ手前)を結ぶ路線バスが新設されたので、それを上手く使えば効率よく井川線沿線を巡れそう。



ちなみに千頭〜閑蔵を鉄道は1時間半、バスは30分で結んでいます。






長島ダム駅で電気機関車を切り離している隙に、奥大井湖上駅へ向けて車を走らせます。





駐車場から展望台まで思ったよりも距離があったので、ギリギリの到着でした。



望遠機能は例によって以下略なので、赤い鉄橋を渡る赤い客車を探してくだせぇ、、、



こりゃ晴れていたら文句ナシの絶景だろうな。



この後ちゃんと奥大井湖上駅へと渡りましたが、特に写真を撮らなかったので割愛。





一応駅へと向かう橋だけ。


これ真横をガタンゴトン通られたら結構怖そうだな。







この後、新東名で集中豪雨に見舞われながら帰宅しました。












完。