川内駅【鹿児島県】(鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道線。2011年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
鹿児島県西部、東シナ海側に広がる薩摩川内市の中心市街地に位置する鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道線の境界駅で、九州新幹線の駅も併設されている難読駅、
川内駅 (せんだいえき。Sendai Station) ですが、今回はJR在来線と肥薩おれんじ鉄道線の駅のみを簡単に紹介させて頂きます。
尚、新幹線駅は訪問していないため、紹介できません。すみません。
 
また、写真は2011年撮影で、現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
  
  
駅名  
川内駅 (JR九州の管理駅)         
  
所在地  
鹿児島県薩摩川内市 (旧・川内市)  
  
乗車可能路線  
JR九州:鹿児島本線   
肥薩おれんじ鉄道:肥薩おれんじ鉄道線   
  
隣の駅  
鹿児島本線 (駅番号なし)  
鹿児島方………………隈之城駅  
  
肥薩おれんじ鉄道線 (OR 28)  
八代方・門司港方……上川内駅    
  
乗換可能駅  
JR九州:九州新幹線……川内駅まで徒歩4分  
  
訪問・撮影時  
2011年3月    
 
 

正面口に相当する西口です。北東を望む。
在来線・新幹線とも地平駅で、橋上駅舎が跨いでいます。
東西に出入口があり、橋上駅舎は東西自由通路を兼ねています。バリアフリー対応です(東西とも上下ES・EVあり)。
西口1階には観光物産館「駅市薩摩川内(2011年当時の名称は『きやんせふるさと館』)」があります。
東西に駅前広場があり、西口にはバスターミナルが併設されています。
 
 

西口駅前です。西を望む。
一部再開発されているものの、西側には古くからの市街地が広がっています。
北側を川内川が西へ流れています。河口近くに九州電力の川内火力発電所と川内原子力発電所があります。
東シナ海は直線距離でも12kmほど離れています。
  
一方、東口駅前は開発が遅れており、住宅地に農地が混在しています。
 
 

こちらは新幹線の改札口です。在来線の改札口は撮影し忘れました…orz  
新幹線改札口は自動改札機が導入されていますが、右隣(西)にある在来線・肥薩おれんじ鉄道線の改札口は自動化されておらず、ICカード『SUGOCA』用の簡易改札機が置かれています。尚、『SUGOCA』はJR在来線でしか利用できません。
また、新在の改札内には乗換改札口があります。
 
 

JR九州・鹿児島本線の駅名標です。
標準デザインで、駅シンボルイラストは地元の催事である川内大綱引の綱と、川内川に生息していると言われる河童「がらっぱ」が描かれています。
 
 

在来線の川内駅は島式ホーム1面2線で、橋上駅舎の先を境に手前がJR用、奥が肥薩おれんじ鉄道用と、南北で分けられています。
左(西)がJR1番のりば、右(東)がJR2番のりばで、1番のりばの奥には肥薩おれんじ鉄道の3番のりばが、2番のりばの奥には肥薩おれんじ鉄道の4番のりばがあります。
また、1番のりばの左側、2番のりばの右側にはそれぞれ側線があり、使用停止になっている左の側線沿いには旧1番ホームが一部残っています。
そして右側線の右手には九州新幹線ホームがあります。
写真は八代方・門司港方を望む。
 
 

鹿児島本線・鹿児島方を望む。
川内~鹿児島中央も九州新幹線の並行在来線ですが、収益が見込めるとして引き続きJR九州が運営しています。
この先、串木野、伊集院などを経由して鹿児島中央駅を目指します。
 
 

1番のりばよりJR線終端方(肥薩おれんじ鉄道線の八代方・門司港方)を望む。
左には旧1番ホームが一部残っています。
1番のりばの線路は車止めがあり、肥薩おれんじ鉄道線へ直通できません。
一方、右の2番のりばの線路は肥薩おれんじ鉄道線・4番のりばとレールが繋がっています。
 
 

こちらはホーム北寄りに設けられている肥薩おれんじ鉄道の駅舎です。北(八代方)を望む。
川内駅から肥薩おれんじ鉄道線に乗車する場合はJR線改札口前にある自動券売機できっぷを購入する必要がありますが、定期券や回数券を購入する場合はJR改札でその旨を申告してこの駅舎内にある出札窓口で購入する事になります。また、JRから肥薩おれんじ鉄道線へ乗り継ぐ際もここで乗車券を購入する事になります(『SUGOCA』利用の場合は一旦JRの改札を出る事になります)。
 
 

肥薩おれんじ鉄道の駅舎内です。後方がJR線・橋上駅舎改札口方面です。
ここで肥薩おれんじ鉄道線の改札が行われます。
正面に出札窓口があり、左に3番のりば方面、右に4番のりば方面の出入口があります(どちらから出ても各ホームへアクセス可能です)。
 
 

肥薩おれんじ鉄道線の駅名標です。
シンプルなデザインです。下部中央には肥薩おれんじ鉄道のロゴマークが描かれています。
現在は駅ナンバリング「OR 27」が追加されていると思われます。
 
 

肥薩おれんじ鉄道線はJRと同じホームの北側を使用しており、右(西)が3番のりば、左(東)が4番のりばです。
前方には鹿児島本線ホーム(右から1番のりば、2番のりばの順)があり、左側には九州新幹線ホームがあります。
 
 

 

上写真は3番のりばより、下写真は4番のりばより、いずれも八代方・門司港方を望む。
ホーム北端には2階建ての乗務員詰所(?)があります。少し先にはJRの留置線があります。
また、3番のりばの左側には貨物駅のコンテナホームがあります。
この先、八代駅までの肥薩おれんじ鉄道線区間は東シナ海や八代海といった海沿いを走ります。
尚、肥薩おれんじ鉄道線において『青春18きっぷ』は利用不可です。
 
 

3番のりばより終端方・鹿児島方を望む。
車止めがあり、反対側にはJR線1番のりばの車止めがあります。
左手には肥薩おれんじ鉄道の駅舎があります。
駅舎の反対側に4番のりばがあります。
 
 

4番のりばより終端方・鹿児島方を望む。
こちらはJR線と線路が繋がっており、貨物列車の通過でも使用されていると思われます。
また、肥薩おれんじ鉄道線のJR直通快速「オーシャンライナーさつま(新八代・八代・出水~鹿児島)」も4番のりばを使用していましたが、2019年に列車が廃止されました。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2011年           
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり    
飲食チェーン店・・・なし    
 
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は川内駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:JR九州のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)