乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3687 桂台(2022.7.11)

世間が落ち着いているうちに長めの旅をと考え、北海道を訪ねることにしました。5月のうちに立てた旅程に沿って7/10~15の5泊6日で敢行。「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」(12,000円)が使えればまた違ったプランニングになったかも知れませんが、もともと予定していた「Peachひがし北海道フリーパス」(16,380円)を買い、無事周遊することができました。

Peach利用者が購入できるパスにつき、往路は成田→女満別で北海道入り。7/10はJRは使わず、空港連絡バスで北見に向かい、北見駅で7/11~15に有効なフリーパスを購入しました。その日は北見市内を少しばかり観光。道東エリアを中心とした旅は、7/11からスタートとなります。

北見から列車に乗るのは1990年8月以来。当時は旭川から「ペパーミントエクスプレス」に乗り、北見で特急「オホーツク」に乗り換えて網走へといった行程でした。今回も「オホーツク」に乗る機会はなくはありませんでしたが、11:28発と遅め。10:20発の普通列車で網走に行き、市内を観光してから釧網本線で宿泊先をめざすことにしました。ちなみに特急だと網走12:17着、普通列車は11:23着。所要時間が大して変わらないというのもポイントでした。

網走駅での降り乗りも1990年以来。当時は駅周りを散策した程度だったので、市の中心地などを巡るのは今回が初めてです。釧路方面の列車が15時台までないということで、その時間までが網走での滞在時間。路線バス「観光施設めぐり」でひと回りしてくるという選択肢もありましたが、道の駅「流氷街道網走」まで歩き、そこでゆっくりするのを基本に、港周りを観光して過ごしました。

道の駅がある一帯は、網走市役所をはじめとする公的機関・施設が集まる中心地。当地に最も近い鉄道駅は網走ではなく、釧網本線の次の駅というのを何となく把握していたため、そこに向かうことにしました。長い上り坂の途中にあることは観光案内所などで聞いていたため、それなりの覚悟はしていましたが、意外とあっさり到着。桂台です。

桂台駅。坂道の途中に入口があります。

市役所からは400mほど。道道490号の歩道に面した立地でした。釧路行きは15:13発でしたが、余裕を持たせて移動していたので駅で過ごせる時間は25分以上。雨が降り始めたため早めに駅へというのもありました。幸い駅に着いた時点で雨は小降りに。待合室で待機することもできましたが、木製ホームの趣がなかなかよく、ホーム上でゆったり待つことにしました。

桂台駅ホーム。釧路方面はこんな感じで、市の中心地近くにある駅とは思えない秘境感があります。
桂台駅駅名標営業キロは網走までが1.4km、鱒浦は4.8km。
桂台駅構内階段。雨風雪が入らない構造になっていて、そのデザインも独特。ホームは入口、待合室より低い位置にあります。

現われたのは「ルパン三世ラッピングトレイン」。運用予定を事前に調べていなかったので、驚きでした。

釧路行き普通列車(桂台15:13着)。「ルパン三世ラッピングトレイン」でした。

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