何気に7月に入ってしまいました。
早い物で半年過ぎてしまったのですよねぇ。
そして早い梅雨明け。
暑い日が例年より長いのかと考えるとイヤになりますな。
さて、少しずつ増やしている北海道の車両。
今回も仕事絡みで馴染みがある釧網本線を走る車両をとキハ54形を導入しました。
私自身ローカル線を走るステンレス車両はローカル風景に似合わないと思っていた古い人間なのですが、仕事で北海道出張の度に汚れた銀色のキハ54形を見かけ親近感が沸いていました。
実はキハ54形の事は全く知らなくてどの様な経緯で登場したのかちょっと調べてみました。
国鉄最末期頃の1986年に登場、老朽化車両との取り換えが目的で特に国鉄分割民営化以降に経営基盤が危うい事が懸念されていたJR四国とJR北海道に投入されています。
車両構造の簡素化、メンテナンスフリーとランニングコスト軽減を狙ったステンレス車体、急勾配・積雪などを考慮してエンジン2基搭載とし、配備されたJR四国とJR北海道の将来的な車両置き換え負担の軽減が考慮されています。
番台は二通り、0番台が暖地仕様でJR四国、500番台は酷寒冷地仕様でJR北海道が所有し今でも更新されながらも活躍中な車両でした。
では模型。
左:キハ54-519(M) 右:キハ54-525(T)
519号車はタイフォン撤去後に鹿よけのスピーカーが取り付けた車両。
525号車はピンク帯から共通の赤帯になった現行の姿です。
519号車の前面
特に519号車は印刷によりスピーカーが再現されています。
他の表記も細かく印字されてますね。
車体側面の印字
ナルホド、GMの車両はこんな感じなのかぁと外装的には気に入りました。
そして既にオプションの室内灯は組み込んでます。
室内灯はK社やT社と異なりLEDチップライトがいくつも分散されていて車内全体的に照らされるので関心しました。
しかし関心ばかり出来ない点が一つ。二両の連結方法が微妙・・・
ドローバーと幌パーツ
ドローバーで連結するのには完全に萎えました orz
そして両側運転台にもかかわらず、両車のライトが片側のみという事。
このセットが二両編成運用が前提って事を知りませんでした(;´Д`A ```
(説明を見てない私が悪いんですけどねぇ)
これでは単行運転が出来ないやん・・・と、どうしても納得いかなくなってしまい入線整備中に突発的にニコイチにしてしまいました。
519号車(M)に525号車(T)から外したライトユニットとライトに合わせた前面窓、スカート周りのダミーカプラーが付く部品を移植、両側ライトが点灯仕様にしてしまうといういきなりの暴挙を行いました。
キハ54-519 単行仕様
これでスッキリw
餌食となってしまった525(T)には可哀そうな事をしてしまいましたが、今後運用出来る様に考えていきたいと思います。
さて、試運転。
当鉄道初のGM動力車、スロットレスモーターとフライホイールが組み合わせ。
走り出しはスムーズではなく少し急発進気味。
音は大き目ですね。
走り出してしまえば走りは安定しています。
動画の通りやはり単行運用が好みです。
キハ40形を横目に
キハ54形+キハ40形
これもやりたかった一つ。
実際はキハ40形のT車をキハ54形が推している(連結してません)だけですが(;^_^A
いずれTNカプラー化して連結したいですね。
という事でキハ54形でした。