「京都電気鉄道 後期型」プラモデル組立 1 | レールは、こころをつなぐ道。

サブタイトル「京都市電 N1号電車 初期型」プラモデル組立 1

まず、この商品名は「京都市交通局 (旧京都市電気軌道事務所) 京都市電 N1号電車(初期型)」ではありますが、「N電」と呼ばれたのは日本最初の電鉄会社「京都電気鉄道」が京都市に買収された時に広軌の京都市電と重複しないように車番の前に「N」をつけたためそれ以降に呼ばれ、運転席の前面覆いもそれ以後に設置されたものです。

商品名の「初期型」についてはN電として京都市電籍で走り始めた頃の意味合いで付けられているのだと思われます。

 

京都電気鉄道では側面窓が7枚の「初期型」の後、車長を伸ばし(後にN電と呼ばれたこの模型の)9枚窓の「後期型」が有ります。

よって記事タイトルは

「京都電気鉄道 後期型」とします

 

しつこいようですが↓

 

 

 

先日商品を開封して、あまりの細かさに驚いたが…

少しは進めようかと…

 

たて5cm×よこ9.5cm程度の中に!↓ ※詳細は前記事に↑

 

まずは上の金属製の追加パーツを切り取る前にプラパーツを改造取説に従い加工する事に

 

 

①下側黄色枠内の上屋根上のポール用ランボードを削り取る、②右側の水色枠内の運転席下部の床板と接合する部分のみ切り取って左側水色枠内の床板前面に接着する

 

床板の前後に切り取った運転席床部を張り付けて、床下のプラ製救助網取り付け用の出っ張りを削り取り、金属製救助網が取り付けられるよう平らに削る

車輪を組立て車台に取り付ける 手前は平らになった上屋根

 

下屋根(左)と車台(右)の上にある金属は穴あけ用の治具

 

治具は折りたたんでそれぞれの先端部に合わせて、治具の穴位置に0.3mmの穴をあける

8.は下屋根の、9.は車台の穴あけ用治具 ※幅15mm程

車台に至っては、前面裾部を切り取り先端に接着したパーツの飛び出した先端に 穴あけ用治具を使用して開けます!

あける穴は運転席左右の柱の固定用

確かに、下部は飛び出した部分のど真ん中!(大型精密模型

 

待ち針も通りぬけないほどの小さい穴。

 

 

ここでようやく長年出番のなかったピンバイス(指先で回すドリル本体)の行方と、こんなに細いサイズのドリルを持っていたか確認作業を…(笑)

 

つづく