2レの旅 11 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

この後、列車は進行方向を逆にして車両基地に引き揚げますが、それまでの待機時間が20分ほどと長いです。

 

 

 

 

 

 

 

東京駅発着で機廻し回送されるブルートレインは「富士・はやぶさ」が最後になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

末期はシールや塗装になっていた飾り帯でしたが、わずかにステンレス帯の車両が残っていました。

 

 

 

 

 

 

3mmほどの厚みのステンレス帯を車体にネジ止めされていました。保守の手間はあまりかからないはずのステンレス製の帯ですが、費用がかかるのでシールや塗装にされて、ついには取り外され省かれるようになっていったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

車掌氏のファンサービスで幕廻しが行われて…

向日町運転所所属の懐かしい列車名と行先。

 

 

 

 

 

廃止された往年の列車も国鉄フォントで…

 

 

 

 

 

 

サービスが過ぎて廻し過ぎ、ベリッといってしまいました…

 

 

 

 

 

 

 

旧い車体は満身創痍で厚さ1㎝近くもある外板が大きく剥離していました。

経年劣化したボディーの隙間に雨水の浸入、下地の錆びの拡大、外側のパテが耐えきれずに剥落…応急修理は下地をサンディングすることもなくペンキを塗っただけ…もう廃止までに本格的に修繕する気は無かったのかもしれません。車両の老朽化で引退ということにされました。

 

 

 

 

 

 

 

車両管理はJR九州 熊本区持ち。昭和51年新潟生まれの個室シングルDX車両。

JR九州管区内はわずかな距離なのにJR西・東海に渡って長距離を走り、運行に手間と時間がかかるので西と東海には迷惑な存在になっていきました。おまけに電車の免許ではなく、機関車の動力車操縦者免許なので、JR東海が機関士の新規養成を止めてしまい老機関士が引退すると「富士・はやぶさ」もたちまち引退へ…

 

 

 

 

 

何気なく撮った場面も…