※おことわり

7月8日のHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス発売終了に際し、その日に投稿した記事を大幅に改変した上で再投稿させて頂きます。

 

『ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン』の一環として北海道の補助金を活用し、本来¥24,000の処を¥12,000という破格値で2020年7~9月に発売されて大好評を博したHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス(以下LOVEパス』)ですが、ぐるっと北海道のキャンペーンが再度行われる事となったため2021年11月5日から復活(※途中『まん防』の絡みで休止期間を挟む)、2022年度も継続して発売が続けられてきましたが、北海道の補助金に基づいた販売予定枚数に達したため、ついに7月8日を以て発売を終了する事がJR北海道から発表されました。

以上はJR北海道HP『HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス 発売終了について』より引用

 

 

私は先日のブログで、発売終了の『Xデー』を7月3・4のいずれかと予想していたのですが、見事にハズレましたね…(失礼しましたm(__)m)。とはいえ、6月28日に発表された「近日中に発売終了見込み」のリリースからよく10日も持ったモノだと思います。

やはりこのテのパスのメインユーザーは乗り鉄であって、実際にソレと思しき同業者(大半は男)ばかり乗っていた列車も数知れず。まぁ、大半は前夜に道内入りし、空港最寄り駅でパスを買って乗り鉄しに来ている道外のテツなのでしょうが、ソレばかりではなく、ビジネスや所用のための移動でパスを使用していた人が一定数いたのも事実です。実際に、某主要駅のみどりの窓口で、駅員さんが長距離への往復移動でLOVEパスを勧めていたのを見た事がありました(『非鉄』が乗車する席のチケットホルダーに差してあったのも多々アリ)。勿論、運休などの輸送障害への補償は何もないというリスクは説明されていましたが。

 

このLOVEパス、2021年度発売分からは利用目的などをリサーチするためのアンケート用券辺が付属するようになりました。このアンケートの集計結果、是非知りたい処であり、購入層の道内と道外の比率や利用目的もさることながら、発売枚数が多かった駅の順位もプレスリリースで発表して頂きたいモノです。本来は道民に大いに利用してもらうべく、宿泊費助成の『どうみん割』のように北海道民専用商品にすべきだと私は考えていましたが(こんな事書くと道外のテツからモーレツに非難されるんだろうな)、そもそも道民はマイカー派ばかりで汽車(※一般的に北海道民はそう呼ぶ)になんか乗らないので、ソレだけでは売り上げアップさせるのも限界なんでしょうね…(その代わり道民以外は幾分価格差を設けて、JR北の収入アップに繋げるべきだったと私は考える)。

 

 

 

さて…その発売終了が決まってしまったLOVEパスですが、最後の1枚(※この時点では本当にそう思ってた)として本日買って参りました。勿論1ヶ月後からの使用開始で購入してきたのですが、あくまでもその日ではなく、1回だけ使用開始日の変更が可能なので(※但し新たな発券は不可能なため「乗変」スタンプを押印し、日付変更は手書きで行う。従って自動改札機通過や指定席券売機による指定券発券は不可能)、なるべく最大限遅くまで引き伸ばして使おう…という目論見です。

 

 

 

ここで、私が2020年度の初回分から2022年7月8日まで購入したLOVEパスを全部数えてみた処、なんと31枚(総額¥372,000)ありました(※払い戻しの1枚を含めると32枚。詳細はコチラを参照)。多分、道内一LOVEパス買ってるんじゃないかと?(いや、上には上がいるんだ…と思いたい!?)

コレを見て呆れる方もいらっしゃるでしょうね…。ハッキリ言って『乗り鉄バカ』です。その31枚中、6日間全て有効期間を全うした券もあればそうでないのもありまして(最短は稚内日帰りのみ)。また、敢えて指定席を一度も使わずオール自由席のみで有効期間を全うさせたパスも1枚あります。購入年度の内訳は2020年度中が10枚、残りは2021年度以降ですが、コレは長年勤めた会社を退職して『セミリタイア』状態(早い話浪人の身分)になったからで…(汗)。

しかし「お前がこんなに買うから早く売り切れるんだ!!(怒)」なんて野暮なツッコミはやめて頂きたいです。『薄利多売』ならぬ『薄利多買(Buy)』方式といいますか…。それでも¥372,000が道の税金からJR北に補助される事になり、行く先々で宿泊なりグルメなりでおカネを落としているんだから、ある程度地域に貢献したつもりではありますよ!?

ちなみに、今の処未使用分が5枚あり(そのうち2枚は使用日が決まっている)、残りは8日購入分も含めて日付変更前提で購入したモノです。果たして…いつ使う事になるやら?

 


(以下は初投稿時より改変)

まぁそんなワケでして、「もう二度と発売はないだろう…」と思って買い込んだLOVEパスでしたが、その発売最終日からわずか5日後の7月13日になって、なんと9月1日(使用可能日は9月2日~)からまたまた発売を再開する事が発表されたのです!(※7月14日北海道新聞朝刊経済面より。社長の定例記者会見での発表と思われる)

次回の設定期間は翌年1月31日まで利用可能との事なので、売り切れない限りおそらく1月25日までの発売と思われますが、流石にどうなる事やら?同時に発表されたキハ183系とキハ281系の定期運用終了という大きなトピックもあり、道内外から大勢の乗り鉄が殺到して早期に売り切れる事も予想されます(あくまでも私個人レベルの予想として)。

しかし、ただでさえ財政難の北海道、まだまだ補助金を注ぎ込む余裕があるのか!?(今回報じられた再発売の件は流石に驚きました)補助金が入るJR北にとっては激安価格(¥12000って…どう考えても安すぎでしょ)で売り出しても乗客増の効果があるから痛くも痒くもないという事で同じ価格での再々発売になったのでしょうか。それでも、経営危機に苦しむJR北への財政支援に繋がると思うので、再度LOVEパスで北海道の乗り鉄を考えている皆様は、くれぐれも感染予防対策を徹底した上で(しかしまた新たな変異株流入…もういい加減にしてくれよ!)旅を楽しんで頂ければ…と思います。