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鉄ちゃんなら新幹線ではなくて北上線でしょ!

2022-07-08 06:22:02 | 2022年の旅行記(国内旅行)
コンフォートホテル秋田を出て秋田駅へ向かいます。今夜は盛岡で試合があるわけですが、移動をかねてちょっとだけ乗り鉄します。





ICの読み取り機のない自動改札機を見るとすごく新鮮に見える昨今、9時12分発湯沢行きに乗車。正直なところ盛岡に行くならこまち一択でしょう。前日までに購入ならえきねっとのトクだ値設定もある。でもちょっと高いな。一度はバスもいいかなと思いましたが秋田~盛岡には高速バスの設定はありません。JRの独壇場です。でもまてよ、北上線があるじゃないか。本当の鉄ちゃんなら北上線経由で盛岡に行くのが筋なんじゃないか、そう考えて昨日土崎で乗るときに指定席券売機で盛岡まで北上線経由で購入。



2日間有効で秋田で途中下車できるし、運賃も秋田も土崎も同額で200円ほど得した計算。



701系の2両編成で新庄側の車両はセミクロスに改造されていてテーブルがあり、その気になれば宴会開催は可能です。さすがに朝9時から飲みませんが、以前の私なら「おはようビール」を嗜むところですが少しは大人になった?いや大人になりきれてない、実際に見たところ大学生か、どう見ても20代前半の小太りの男が一番搾りのロング缶を飲みながら発車間際に乗ってきて向かいに座った。大きなリュックにはファイターズグッズ、同業者なんだね。





車窓はすぐに農村地帯となり、四ツ小屋・和田と地元の客はどんどん降りてゆき、残っている客は横手・湯沢までの長距離乗車風ばかり。そして腕章をした乗降数の調査係もいて各駅ごとにカウンターで数えている。いっそ「機動改札」でもしてみたら?

なにしろ特急列車が走っていない。かつては東北新幹線が開業しても「つばさ」は1往復は上野まで直通していた、「あいづ」と車両が共通運用だったからという理由もあるが、田舎の人はとにかく乗換を嫌ったみたいで、上野で乗りさえすれば地元の駅まで行ける列車が好まれたようだ。山形新幹線開業後は山形~秋田に「こまくさ」が設定され、夜行列車も仙山線や陸羽東線経由で設定され続けた。「こまくさ」は山形新幹線新庄延伸で快速化してほどなく廃止に。夜行もなくなり完全に流動が昔とは変わってしまったのでしょうね。





10時29分に横手着、37分発の北上行き快速に乗り換えます。快速と言っても小松川に停まるかどうかの違いだけ。横手は特急が来なくなって衰退した駅のひとつといえよう、駅舎は近代的な橋上式となり自動改札もあったが果たして必要なほど乗客いるの?



車両はキハ100の単行、大船渡線との共通運用。こちらも調査係が乗車、乗客はさっきの男を含み10人程度。かつての亜幹線もこんなローカル線なんです。



北上線は線形もよく急こう配もないのと、新庄以南が標準軌のため東北線と奥羽線を接続線としての機能は維持されている。北斗星があったころは東北線不通で北上線迂回をしたこともあり、長大な編成もなんら問題がない。西日本だったら確実に随所で必殺徐行が設定されそうですが。それで前回乗ったのはいつだか覚えていないが初めて乗ったのは1996年12月というのは覚えています。種村直樹友の会の乗り継ぎ途中で乗ったから。新千歳空港から宮崎空港までのいわゆる「空港乗り継ぎ」でしたね。

前夜札幌22時発の〈はまなす〉に乗り青森へ、当時は学生で参加エリアなどの関係で東北ワイドの学割を利用。北東北を3日間程度しか乗らなくても十分元が取れた。ほぼフリーのような日だったので離脱して〈白鳥〉乗ったが乗りっぱなしは芸が無いので羽後本荘で下車、30分程度後続を走っていた〈いなほ〉で酒田、陸羽東線、新庄と経由して〈こまくさ〉に乗って横手へ向かう途中の及位手前で車両故障して立ち往生。当初は秋田から牽引機関車持ってくるとかで長期戦を予測したが1時間程度で雪の中を漕いで検修係がやって来た。修理にかかって無事に復旧した、結局90分ほどの遅れになったかな。それで当時走っていた〈秋田リレー〉に乗り継いで本隊に復帰した記憶。



そしてほっとゆだで何人か乗り込んできて隣の空席に同じ年くらいの男が「空いてますか?」と座り「どうぞ」と言うと「乗り継ぎ参加者ですか?」と。今思っても変わった話だ、その男とは数年付き合ったがなぜ私が参加者か分かったのかと聞けば年齢的になんとなくと。もし違ったら恥ずかしいですね。



ちょっと常識がないかと思えば要領の悪い馬鹿というか空気が読めないというか。2人で一緒にメシを喰うことがあって「そんなに予算無いから1,000円くらいにしてよ」というと「このステーキ屋は安いから大丈夫」と最低でも2,000円近い店に連れてゆかれ文句言ったら「値段なんて分からないよ」。安いから大丈夫ってのはなんなんだ?その後キャバクラの前を通った時今度はここ入ろうか?と言ってみると急に怒り出して風俗なんて悪だ、人でなし、まっとうな人間が行くところでないと力説されて場がしらける。もっとも鉄道マニアは女と無縁なのに風俗に行く勇気もない童貞が多いけどね。今思えばエホバかなにかだったんかも?10年以上前に勤めていた会社に25歳のかわいい子、性格もいいし男で不自由しないはずの子に「彼氏いないの?」と訊いたらとんでもないと。今までは?と訊きなおせば「誰もいません、処女ですから」とハッキリ。あとで周囲に聞いたら家がエホバで休みの日は布教しているからと。物心ついた時からだろうけど本人はそれで幸せなのだろうか?絶対世界が変わるのにと思ったね。宗教で生活が楽なったという話は聞かない。





北上では欠き取の0番ホームではなくて、このまま一ノ関行きに化けて基地に戻るのかなと思ったがそうではない模様。和賀仙人以降はぽつぽつ乗って来て最終的には30人くらいになってたか、少ないには変わりありません。





北上で降りたのは久しぶりだけど駅前なにも無いね、人が歩いてないしランチで入りたくなるような店がない。というか市街地と離れているような感じだね。ビジネスホテルは多い感じで典型的な支店経済都市なのだろう。駅前のビルは元はデパートなんだろうけど今は1階は観光案内所や物産販売あるけどオフィスビルとしてテナントが入居しているようで、見ると四日市でも名前見かけるような半導体装置メーカーの事務所などもちらほら。まあそうだろなとは思った。ビジネスホテルもそれを当てにしている部分は大きいだろうしね。

もう少し先に進んで昼食にしようか。



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