第1491回('22) 川越線西部区間を乗り鉄・降り鉄   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2022年4月29日~5月2日、ゴールデンウィークの長期休暇は関東と北陸へ乗り鉄&降り鉄の旅をしました。一部未乗の線区も乗りつぶしました。
ゴールデンウィーク前半は天気が悪かったので、不完全燃焼の結果に終わってしまったのが痛かったですが…。
新型コロナウイルスは感染状況が落ち着きつつありました。私は3月に3回目のワクチンを接種済みでしたが、もちろん今回もマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底した上で乗り鉄を決行しました。
 
今回は2日目(4月30日)中盤の内容です。
飯能駅から西武池袋線で東飯能駅へ移動し、JR八高線に乗り換えて高麗川駅へ。その後は川越線西部区間の駅を1駅ずつ降り鉄して、川越駅まで移動しました。
  
今回の日程 2022年4月30日  (土)   【その2】  
 
飯能1113(各停)1115東飯能1152(八高線)1157高麗川1234(川越線)1238武蔵高萩1309(各停)1313笠幡1343(各停)1346的場1416(各停)1419西川越1449(各停)1453川越1457(徒歩)1512本川越  
  
【その3へ続く】  
  
飯能駅で昼食後は改札内へと戻り、11時13分発の西武池袋線下り各駅停車・西武秩父行きに乗車しました。車両は2扉セミクロスシート車でトイレを有する4000系4連×2で、私は最後部車両に乗り込みました。車内は地元客より行楽客の方が圧倒的に多い印象でした。まだ空いているボックス席もありましたが、私は次の東飯能駅で下車する予定だったのでドア横のロングシートに座りました。発車間際には池袋方面から到着した列車からの乗換客が殺到し、たちまち満席になり、立ち客も見られるようになりました。私の隣席にも男性が着席しました。
 
 

 
西武秩父行きは定刻に飯能駅を発車し、左へカーブして池袋方面の線路が分かれると市街地の中を走り、今度は右から八高線が寄り添うと東飯能駅に到着し、私はここで下車しました。西武秩父方面にも行きたいですが、今回の西武池袋線駅巡りはここまでで、JR線に乗り換えます。
 
 

 
西武線の東飯能駅は1面1線ですが、ホームが広くなっています。東側にはJR線のホームが並んでいます。両社一体の橋上駅舎を有していますが、改札は各社ごとに分離されています。駅前は市街地で、西口側は昔ながらの街並みが、東口側は整備されて新しい街並みが、それぞれ広がっています。東口には大きな駅ビルがあり、地場の「丸広百貨店」が入居しています。
 
 

 
駅前散策後はJR線の改札口から入場し、11時52分発の各駅停車・川越行きに乗車しました。前面が白縁の209系3500番台4連で、乗り込んだ最後部車両は半分以上の座席が埋まっていましたが、私は疲れていたため空席に座り、道中は車窓風景を眺めました。西武沿線とは違い、結構ローカルな景色でした。そして丘陵地の森林を抜けると再び住宅地の中を走るようになり、11時57分に到着した高麗川駅(こまがわえき)で下車しました。2面3線の駅で、西側に木造駅舎があり、国鉄時代の雰囲気が残っています。一方、駅前は区画整理により整然とした印象の住宅地といった感じでした。また、駅名・地名は大昔に韓国・朝鮮に存在した国家である高句麗に由来しており、駅前広場には日韓交流の塔のモニュメントがあります。
 
 

 

 
高麗川駅からは八高線を北上せずに、川越線の駅巡り・降り鉄をしていきます。乗車したのは12時34分発の各停・川越行きで、前面が銀縁のE231系3000番台4連でした。2番線に停車していた八高線高崎方面のキハ110系と対照的で、八高線や川越線西部区間においては都会的な印象の車両です。八王子方面からの直通列車なので乗客がいましたが、最後部車両は半分程度の席が埋まっていました。私は空席に着席し、道中は水分補給をしつつ太平洋セメント埼玉工場の専用線跡や田畑などを眺めて道中を過ごし、1駅目の武蔵高萩駅で下車しました。相対式ホーム2面2線で橋上駅舎を有しており、南北に出入口があります。南口側は昔ながらの町並みが残っており、北口側は区画整理により空地が残っているものの整然とした町並みが広がっていました。
 
 

 

 
武蔵高萩駅では13時09分発の各停・川越行きに乗車。E231系4連で、最後部車両はほぼ満席でしたが疲れていたので座り、道中は車窓風景を眺めて過ごしました。そして私は次駅の笠幡駅で下車しました。単式ホーム1面1線の小さな駅で、1940年の開業当時からの木造駅舎を有しています。駅前は住宅地で、駅舎前から少し西へずれた場所にロータリーがあります。また、駅近くには池袋病院や霞ケ関西中学校といった施設があり、東京と間違えそうでした(そんなわけないですww)。 
 
 

 

 
笠幡駅からは13時43分発の各停・川越行きに乗りました。E231系4連で、この列車も最後部車両はほぼ満席でした。ある程度体力が回復していたため今度はドア脇に陣取り、車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の的場駅で下車しました。島式ホーム1面2線で、大宮方に構内踏切があり、南側にはこちらも1940年の開業時からの木造駅舎が現役です。駅前には住宅地が広がっていますが、道路が狭いです。また駅舎を撮影しようとしたら駅にある自動販売機の飲料補充のトラックが駅舎前に駐車していて、駅舎をうまく撮影できませんでした。まぁ向こうも仕事ですから、タイミングが悪かったです…。
 
 

 

 
的場駅では14時16分発の各停・川越行きに乗車しました。今度は209系3500番台4連で、乗り込んだ最後部車両は満席だったため、ドア脇に陣取って道中は車窓風景を眺めました。そして私は入間川を渡った先にある1駅目の西川越駅で下車しました。1面1線の小さな駅で、南側に木造駅舎をリニューアルしたような駅舎が鎮座していますが、どうやら1999年に建て替えられたそうです。、無人駅でした。駅前は川越市街にほど近い郊外の住宅地ですが、川越市街へは自転車でも行ける距離でもあり、乗降客数は川越線内で最も少ないです。また、駅前で写真を撮っていると、先ほど的場駅で自販機に飲料を補充していたトラックが近付いてきたので、大急ぎで駅舎などを撮影しました。案の定、トラックは駅舎の前に駐車し、飲料を補充していました。私は結構飲料補充トラックとの遭遇率が高いですww 補充予定時刻がネットで分かれば避けて現地へ行けるのですが…。
 
 

 

 
西川越駅からは14時49分発の各停・川越行きに乗車。209系3500番台4連で、最後部車両はほぼ満席で、この電車でもドア脇に陣取り車窓風景を眺めました。市街地に入って東武東上線が左から寄りそうと同時に西武新宿線を乗り越し、ビル街の中を進むと終点の川越駅に到着しました(14:53着)。両側にホームがある中線に停車し、外側2線のいずれかに発着する大宮方面の埼京線直通列車とそれぞれ対面乗換が可能となっています。
 
 

 

 
川越駅では改札を出ましたが、コンコースや自由通路は乗降客や通行人が多かったです。これから徒歩で西武新宿線の本川越駅へと移動します。東口を出て、多くの人で賑わう商店街「クレアモール」を北上し、途中で左へ曲がると15分ほどで本川越駅にたどり着きました。川越ではJRと西武の乗換が特に不便なので、東武を含めた3社の路線の交差地点に総合駅……は無理と思いますが、せめてJRに仮乗降場のような駅でも新設できれば、本川越駅との距離がぐっと近くなるので幾分便利になると思います。あと、本川越駅に南口を新設できれば……と妄想が膨らみますwww
 
 

 

 
この後は西武線に乗車して、まだまだ乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)