鉄道コレクションを安く重くする為に、鉄コレ純正パーツを使わず鉛板を調達した話 | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

加工しなきゃいけない、パーツを買うお金が…

 

という理由で、どうしても溜まっていく動けない鉄道コレクションの車両たち

 

ネックとなるのが定価で2両辺り1100円と非常にお高い走行化パーツなど

 

少しでもお安く抑えるためには使用を回避したいところですが、車輪がKATOの中空軸台車でほぼほぼ答えが出ているのに対して、ウェイトに関しては鉛板派やミニステー派など様々で、答えが分かりづらいのが実情

 

個人的にも迷いがあって色々と調べたり試したりしてみたのですが、やっと個人的最適解と言える方法を編み出しましたので、あくまでも一例として記事にしてみます。

 

 

ということで、買ってみましたのは鉛板の重り

 

ヨドバシカメラで550円ぐらい、切っていけば使える両数はかなり多いのでお安いです。

 

ここでミニステーを使わなかった理由なのですが

 

・大きさが複数あり適合するものを探すのが大変

・品切れになる機会が多め(※ものによると思われます)

・生産終了になるリスク

 

以上3点を考えてミニステーは避けました。

 

適合するものを一度見つけてしまえばそのまま載せるだけで済むお手軽さは魅力的ですが、仮にもし生産終了になったら改めて探し直しはしんどいものがありますw

 

それに対して鉛板は仮にもし生産終了になったとしても、同じ厚みのものを探すのは容易ですし、それ故に安定入手性もありますのでベストと言えます。

 

厚みはより取り見取り色々とありますが、今回は加工しやすさを考えて0.25㎜をセレクトしました。

 

 

ということで、車両を用意して実践してみます。

 

適当に棚の近いところにあった東急3000系を用意

 

 

車両を分解しまして、位置確認

 

鉛板自体は純正ウェイトが入る付近に突っ込みます。

 

 

先ほどの鉛板を切り取ってこんな感じに

 

矢印で示した通り、座席パーツの左右にウェイトを入れる隙間を確保する突起がありますので、その幅と鉛板の長さが一致するようにしましょう。

 

 

座席パーツの方も準備

 

純正ウェイトを入れる隙間を確保するために、矢印で示した4か所の突起があります。

 

こちらは不要なのでニッパーなどで切断します。

 

 

切断後はこんな感じ

 

見えない箇所なので処理も不要でしょう。

 

 

床板に鉛板を押し込みます。

 

幅自体は調整しておらず、鉛板の方が床板よりも広いです。

 

ですが、0.25㎜と薄くそのまま押し込んでしまえば問題なく使えます。

 

 

鉛板をプレスするような感じで座席パーツをセット

 

コレにて作業は完了です。

 

 

鉛板の幅を調整していないので若干端から見えますが、走らせる分には問題ありませんので自分はそのまま

 

気になる人は鉛板の幅を若干狭くしてあげましょう。

 

 

矢印で示した通り、座席パーツ支えが床板に当たってれば問題なく戻せます。

 

 

ということで、無事に元に戻せました。

 

車内でパーツが暴れることもなく、適度に重さも確保出来ました

 

後はカプラーと車輪をお好みのものに取り換えて、動力車を用意してあげればしっかりと走ります。

 

 

ということで、鉄道コレクションを安く重くする為に、鉄コレ純正パーツを使わず鉛板を調達した話 でした。

 

値上げしたとはいえニッチなジャンルをお安くやってくれるのでついつい手を出してしまう鉄道コレクション

 

いざ動かそうと思った時に途方に暮れてしまうのを少しでも改善できるよう、なるべくコスパの良い方法を考えて削れるところは削りたいものです。