50代父、休日鉄旅に出る。

令和4年6月、齢50になりました。22で就職し、仕事に子育てに忙しい毎日を過ごし、40代では単身赴任や管理職昇進も経験、気がついたら50です。昨年末に単身赴任も終わり、子供もあと2年ちょっとで社会に出るし、そろそろ子供の頃好きだった”鉄旅”に出ようかな、と。50代父ならではの休日の愉しみ方を同世代のお父さん方にお届けしたいと思い、そんな記録を綴っています。

ぶらり、河口湖。

私は学生時代の4年間、某山梨の大学に通っていたことが縁で、それ以来の富士山好きである。若い頃、富士山頂まで登頂しましたし、今は、暇さえあればぶらりと麓まで拝みに行っています。

 

そして、富士山に欠かせないのが富士五湖。この時期、河口湖畔では、ラベンダーが見頃を迎えます。今年は梅雨明けが早かったせいか、満開が少し遅れ気味のようですが、今日、ちょっと時間ができたので、河口湖に行って参りました。

 

最終目標は、大石公園。目的は勿論、ラベンダー畑+河口湖越しに浮かぶ富士山を拝むこと。大石公園は、富士急行線河口湖駅から河口湖周遊バスで約30分ほどの場所にあり、ちょうどこの時期、ラベンダーの開花に合わせ、河口湖ハーブフェスティバルが開催されています。(対岸の、八木崎公園でも開催中です)

fujisan.ne.jp

 

閑話休題

河口湖を目指すも、その前に富士吉田で寄り道。まずは腹ごしらえということで、下吉田駅に立ち寄りました。この駅は、駅舎がモダンな造りなのだが、どうやら、工業デザイナー・水戸岡鋭治さん(JR九州の、ななつ星in九州をデザインしたことで有名な方)のデザインだそうです。駅の外には、下吉田ブルートレインテラスが設けられており、保存車両が展示されていました。毎年11月に下吉田駅で「富士急電車まつり」が開催されており、この保存車両に乗車体験できるそうなので、また11月に訪れたいものです。

日曜日だからか、駅周辺はひっそりとしていました。

駅舎内の天井がオシャレです。

富士山の麓に、寝台特急富士!イカす演出に鳥肌立ちました。

 

下吉田に来た理由はもう1つ。「吉田のうどん」を食すこと。

そう、山梨県の地元グルメといえば「ほうとう」が有名ですが、吉田のうどんは、その影に隠れた、富士吉田市の超絶B級グルメです。

fujiyoshida.net

 

遡ること2年前、河口湖に立ち寄った際に、何気なく「吉田のうどん」を食しました。もちろん、吉田のうどんがB級グルメとして存在していたことは知っていましたが、大学時代は1度も食べることがなく、2年前に初めて食べました。その時は「たけ川」という吉田のうどん専門店で、肉わかめうどんの超絶旨さに感激したのを今でも覚えています。それから現在まで9店舗のうどんを食してきましたが、本日10店舗目の店に足を運びました。(*富士吉田市観光ガイドによると、全部で49店舗あるらしい)

 

今日、お邪魔したのは、下吉田駅から徒歩14分ほどの場所にある、つるや食堂さんです。お店は11時オープンで、私が到着した12時には10台ほど停められる駐車場は既に満車で、少し待ちました。

注文したのは「肉天うどん」500円。天ぷらは人気のようで、私の後2人で売り切れに。ベーシックな吉田のうどんで、太麺でコシが強く歯ごたえ満点、出汁・キャベツ・馬肉の塩梅もちょうど良く、すりだねも辛すぎずGood。10店舗目にして、My TOP3にランクインの店舗となりました。

大通りから1本入ったところに、ひっそりと佇んでます。

肉天うどん、500円。また食べたいですね〜。

 

さて、お腹も満たされ、いざ、大石公園へ。

事前にライブカメラを観た感じでは、そろそろ見頃のはず(先週の日曜は、まだ3分咲き程度だった)。生憎の雨混じりの天候でしたが、湖畔越しの富士山が、きっと「こんにちは」と顔だしてくれるはずと、血湧き肉躍る感情を抑えつつ、大石公園に到着。すると、最初に目に飛び込んできたのは、満車の駐車場と、人・人・人・・・。びっくりです。天気悪いし、少なめだろうと高を括ってましたが、予想を裏切り、大盛況でした。それもそのはず、このハーブフェスティバル、入場無料・駐車場無料なので、気軽に来れて、リピーターが多いのでしょう。

肝心のラベンダー畑は、予想通り8分咲きで、十分見頃でした。途中雨も止み、富士山が右半身だけ顔を出してくれたので、なんとか「ラベンダー畑+河口湖越しに浮かぶ富士山」を写真に納めることができました。

くっきり富士山とのコラボは来年までお預けで。

 

最後は河口湖駅まで戻ってきて、Gateway Fujiyama でお土産買って帰ります。

駅は、だいぶ観光客が戻ってきてますね、いっぱい人がいました。駅前の足湯に浸かっている人、駅前のほうとう不動に並ぶ行列、Gateway Fujiyamaで食事をする人たち・・・たくさんいて、なんか、嬉しくなりました。

新宿へ直通する「特急 富士回遊」が発車を待ってました。

Gateway Fujiyamaで、ひと際目を引く「富士山柄印伝」。

 

あっと言う間の、とんぼ返りな行程でしたが、ギュッと内容の詰まった、爽快な日帰り旅でした。やっぱ、富士山好きだわ〜。次はいつ来ようかな。近々、またすぐに訪れそうな予感も。

と言いつつ、次は、お得なキップ旅(+鉄印ゲット)かな。このブログ書き終わったら、時刻表とニラめっこしまーす。