2022-04-10 皆はおはなみ4 | シーラカンスと僕

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ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。



富士山の向こうで姿を変えた"特急あさぎり号"乗り鉄旅。




元371系である"富士山ビュー特急"に乗って、大月から河口湖へ向かっています。



内装は総取っ替え。


座席も窓も床も何もかも。



新幹線みたいな様相が好きだったので、これはヒジョーに残念。


ただ座席の乗り心地は良かった。






371系の頃は2席に1枚の窓割りだったのが、富士急のすがたでは1席ずつ。


これはどちらが良いんだろうか、、、




前方に富士山を拝みながら徐々に標高を上げていきます。



途中で新宿行の"富士回遊号"とすれ違い。



なんと車内はほぼ満席。


日曜夕方の上り便なので不思議ではないけれど、富士五湖エリアに行く人は殆ど高速バスを使うと思っていたので大層驚きました。










大月を出てから53分、



終点の河口湖駅に到着。


ちょうど西日が赤い車体に映えています。




隣にいる車両は臨時の"富士回遊号"。


こちらは5両編成です。


土日の"富士回遊号"に乗る人は、

「新型だけど3両編成」or「旧型だけど5両編成」という択が発生するとかしないとか。







ここで"富士山ビュー特急"の撮影たいむ。





こちらは元々白色を基調とした車体だったのが、大胆にも真っ赤に変えられています。



当時はこのカラー変更に抵抗があったものの、こうして対面していると良く思えてくるから不思議なもの。



しかしフロントガラスを囲うようにして書かれているアルファベットが超ダサいので即刻消して頂きたい。







河口湖駅併設の売店で食料品を買い込み、



普通電車で大月へと戻ります。



こちらも元JR車。


山手線や埼京線でよく見かけた205系です。



なんだか懐かしい。






大月駅に着くと富士急からJRに乗り換え。


富士急のフリー切符を手放し、JRの"休日おでかけパス"に切り替わります。





で、乗るのはこのひと。




どん。

OZASHIKI 〜HANA〜



「華」という愛称のついたお座敷列車です。


平成時代はジョイフルトレインというカテゴリで、関東を中心にあちこちで見かけたお座敷列車たち。


気付けばこの"華"のみに。




ぼくは「乗れるとき乗っときや!」が座右の銘なので、この富士急乗り鉄旅が決まったその日に券売機へ走りました。








あんま意識しなかったけど、列車名は「快速 お座敷風林火山号」といいます。


字面つよいな。



お座敷列車は全車両がグリーン車。


それだけでハードル高く感じるかもしれませんが、快速列車としての運転ならば安く乗ることができます。



例えば今回、100km未満の「大月→新宿」で利用しているので追加料金は1000円。



同じ区間を走る"あずさ号"よりも安いので乗らない理由がありません。





"お座敷列車"なので車内は当然畳敷き。


靴を脱いで自分の席に座ります。



"華"は掘りごたつ式なので足元も広々として快☆適♪







机に河口湖駅で買い込んだ食料品とお酒を広げます。



こんなゼータクなかなかないぞ。


靴脱いで足を伸ばしながら見慣れた駅を通過していくのは気持ちいいもんだ。




下の写真は阿佐ヶ谷を通過しているところ。




停車駅でホームから物珍しそうにお座敷列車を見る人に対して、優越感が溢れて思わず手を振ってしまった。



快速列車なので高尾や三鷹にも停まっていきます。










大月から1時間半、あっという間に終点の新宿に着いてしまいました。





なんも知らない立場でこんな列車が来たらビックリするだろうな。



ちなみにこの日、バチバチに人身事故に巻き込まれて1時間ほど遅れていました。


結果的により長くお座敷列車に乗れたので結果オーライですかね。



お座敷列車も長くは走らないだろうから、乗れる内にもう一度くらい乗っておきたいな。





最後に乗り鉄旅のシメとして、ラーメン屋さんへ。



天下一品。

もちろんこってりで。







懐かしの371系&RSEに加え、久々のお座敷列車で鉄道成分とラーメンの濃さを存分に楽しめた1日になりました。







完。