皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先ほどはKATO製ワム80000のナックルカプラーへの交換をご紹介いたしました。

 

 

 

今日の昼間は試しに2両のみ加工し、残りはかもめナックルの在庫が足りないこともあり明日の買い出し後にしようと思っておりました。しかし、来訪者様より「現在かもめナックルの市中在庫が無い」との情報をいただきました。

 

慌ててIMONさんのホームページを見てみると…

 

↑確かにZ05-1376 かもめナックルがありません…。

 

気を取り直してホビセンKATOのホームページを見てみると…

 

↑こちらは似たようなZ05N1376ならありますね。色がE26系用なのでグレーでしょうか。

 

ということで肝心のかもめナックルに在庫が無いようです。これでは明日買い出しに行っても空振りに終わるところでした…。しかし加工は済ませたいのでどうしましょうか…。同じく汎用的に使用するEF66ナックルは使えないでしょうか?

 

↑EF66ナックルです。こちらも14両分はウチに残っていませんがIMONさんの店頭にはあるようです。

 

こちらを2軸貨車に使えないかどうかトライしてみます。

 

まず、カプラーポケットに入るか試します。

 

↑カプラーポケットに入れようとしましたが、絶望的に入りません…(泣)

 

やはり入りませんね。先ほどのかもめナックルを使用する時と同じように、内部の斜めになっている部分、そして前側下部の出っ張り(アーノルドカプラーの下垂れ防止部)を切削・切除します。

 

↑先ほどのかもめナックルを使用する時と同じようにカプラーポケット内部を加工しました。これでもまだ入らなそうですが…。

 

↑やはり入りません…(泣)

 

↑カプラーポケット内部の後部をザックリと拡げないと入らなそうですね。

 

しかし、ポケット自体非常に小さく、後部を広げるとなると結構手間が想定されますので、EF66ナックル側を小さくできないか検討します。

 

↑もう一度ナックルカプラーです。後部が結構ごついのでもうちょっと小さくしてしまっても良いかもです。

 

↑確か以前ボギー貨車をナックル化する際にも使った手法ですが、赤ラインの位置で切除して小さくします。

 

↑こんな感じで小さくしました。芯棒を挿す穴は残っていますのでバラバラになることはありません。逆にこの穴を潰してしまわない範囲でカットする必要があります。

 

さて、これを先ほどの一部加工したカプラーポケットに入れてみます。

 

↑無事に入りました。しかも先ほどのかもめナックルを使用した時と比べてカプラーの出も少なくて済みそうです。

 

こちらもカプラー後部にはポケットとの間に隙間があり、ナックルが開いたままにならないようにスプリング等が必要そうです。

 

↑ボギー車のアーノルドカプラーに付いているスプリングです。ちょっと長すぎのようですね。

 

実際に入れてみましたがキツくてカプラーが首を振らなくなってしまうのでちょっと短くします。

 

↑スプリングを少し切って短くしました。

 

↑スプリングを入れました。ちゃんと首を振るしナックルは復元力もあるし問題なさそうです。

 

このままでも良さそうですが、カプラーの内部分解を防ぐため念のため芯棒を挿しておくことにします。今回は先ほどご紹介したようにビスとか使わなくてもカプラーが奥まってくれているので、何か適当なものを挿しておけば良さそうです。

 

↑あまり使わなくて大量に余っているかもめナックル用のピンを使いました。

 

↑ピン部のみを切除して使います。

 

↑先ほど切ったピン部を穴に挿して完成です。これは穴あけ加工が不要なのでかもめナックルを使用するより意外と簡単かもです。

 

↑取り付けました。先ほどよりカプラーの出が短くなりより良いような気がします。

 

↑左はかもめナックルを使用した先ほどの記事で加工した車で、右が今回のEF66ナックルを使用した車です。EF66ナックルを使った方が出が短くなり良いかもしれません。

 

↑2両分片側施工しましたので連結して確かめます。かもめナックルを使用した場合より車間が短そうです。

 

↑手前がEF66ナックルを使用した例、奥に行ってかもめナックルを使用した例と、一番奥はTomix製にかもめナックルを使用した例です。今回のEF66ナックルが一番加工が楽で車間が詰められました。もちろん突き当て連結が可能で首も振ります。

 

ということで今後のKATO製2軸貨車のナックル化はEF66ナックルで決まりですね! そう考えるとウチのEF66ナックルの在庫は足りないので買い出しは必要です。今後どのような貨車が再販されるか分からないしウチにあるKATO製2軸貨車は大半がKATOカプラーになっていますのでこれらも加工してゆきたいですね。そう考えるとまた大量に必要になりそうです…。

 

今回は来訪者様より情報頂いたことがきっかけでトライ出来ました。ありがとうございました。同様の加工にトライされる方はパーツが小さいので自己責任でお願いいたします。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!