蒸気機関車 D51 351号機「南木曽のSL公園で静態展示」

蒸気機関車 D51 351号機

蒸気機関車 D51 351号機 は、長野県木曽郡南木曽町読書の旧中山道沿いに静態展示されている蒸気機関車。
南木曽町SL公園として整備されているが、坂道の途中、小さな平坦地を公園としており、単にSLが展示されているだけと言う感じだ。

D51 351号機は、福井・富山など日本海側や中央西線で活躍。
晩年は臨時列車「木曽路D51号」としても運用されたようだ。

蒸気機関車 D51 351号機

最後は木曽福島駅にいたようで、1973年(昭和48年)に廃車となり、南木曽町の秋葉神社にて静態保存されたともされる。
その後、現在の場所に移されたようだが、もしかしたら、現在地に秋葉神社があったのかも知れない。
<注釈> 帰宅後に調べ直したら、SLが展示されている奥に秋葉神社があるのを確認した。
なお、大きなトラックなど入れるように思えないような場所なので、どのように運搬したのかとても気になる。

ただ、この場所はかつて中央西線の旧本線の線路上と言う話もある。
自走したきたとはとても思えないが、腕木式信号もあった。
となると、まだ線路があったときに、自力搬入した可能性も捨てきれない。
ちなみに、すぐ近くには現在の中央本線の線路が通っている。


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この旧線路も帰宅後に調べたところ、ちょうど、D51-351が展示されている南木曽駅~田立駅間の区間が、1973年に複線化している。
よって、新線と旧線路がまだ繋がっている際に、蒸気機関車を搬入したと見て良いだろう。

プレートや部品などは、とても残念なことにかなり盗難被害にあっている模様。

妻籠宿からはクルマで5分くらいの距離。
道路は狭いが、公園に1台ほどの駐車は可能であった。

鉄道模型NゲージとしてもD51は蒸気機関車として定番と言えよう。
やはり山間部を力強く走行するSLは絵になる。

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