住吉東01
南海電気鉄道住吉東(すみよしひがし)は1900年(明治33年)9月3日に高野線の前身である高野鉄道が、住吉大社の裏門側(東側)の最寄り駅として開設しました。当初は住吉(すみよし)と名乗っていました。しかし同年中に駅名を住吉東と改称。その後合併や社名変更で1907年(明治40年)高野登山鉄道、1915年(大正4年)大阪高野鉄道、1922年(大正11年)南海鉄道、1944年(昭和19年)近畿日本鉄道と、それぞれの所属駅となりました。そして1947年(昭和22年)に路線譲渡で南海電気鉄道の駅になり今日に至っています。(過去の訪問はこちらをご覧下さい)
住吉東02
駅名にある「住吉」は住吉大社のことで、駅はその大社の真東に位置します。
住吉東03
駅は相対式ホーム2面4線で間の2本が通過線の新幹線の駅などでよく見かける構造ですです。
また駅の大阪寄りでは阪堺電気軌道上町線がオーバークロスしていて、連絡駅として神ノ木駅があります。
住吉東04
上り線の造り付けの木造ベンチ。
住吉東06
かつては駅の西側に貨物ヤードなどがありました。今では大半が住宅地になり、保線車両の留置線がその名残を留めています。
住吉東07
改札口の高く造られた上屋が特徴的な西口駅舎。
住吉東08
改札口はプラットフォームと同一平面上にあります。
また改札口は上下線にそれぞれ1ヶ所ずつ設置されていますが、地下道や跨線橋などのホーム間の連絡設備はありません。
住吉東09
こちらは東口の駅舎です。狭い立地に窮屈そうに建てられています。

高野線
帝塚山駅住吉東駅沢ノ町駅