やあ、鉄道が大好きなみなさん😘
コロナで乗客の動向が大きく変わった鉄道業界。
アフターコロナの生き残りをかけて、値上げに踏み切った東急と、子ども一律50円で利用促進を図る小田急の仁義なき戦いを以前の記事で紹介しました。
smallanthussonchifolius.hatenablog.com
今般、東急は新たな打ち手、子ども乗り放題100円をはじめました。
小田急線と東急田園都市線は競合する区間もあり、中間の駅勢圏に住む子育て世帯はどちらを選ぶのでしょうか?
1.小田急の子ども一律50円の内容
小田急の子ども一律50円というのは、小田急線内なら小児運賃がどこまで行っても50円という仕組みです。
小児用交通系ICカードの利用が条件で、券売機で切符を買う場合は、これまで通り大人運賃の半額となります。
なお、ロマンスカーが乗り入れる小田原駅〜箱根湯本駅間は箱根登山鉄道の線路なので、対象外となります。(例 新宿駅→箱根湯本駅の小児運賃は、小田急線新宿駅〜小田原駅50円、箱根登山線小田原駅〜箱根湯本駅160円で210円。)
2.東急の子ども乗り放題100円の内容
東急の子ども乗り放題100円は土休日に発売される「東急線キッズ100円パス」を買う必要があります。
平日は発売日されないのと、券売機では買えず、改札窓口の駅員さんに話しかけると売ってくれます。
駅員さん、大変なんじゃないかしら・・・。
小田急と違い、こちらは1日乗り放題となります。
なお、東横線が乗り入れる横浜駅〜元町・中華街駅間は横浜高速鉄道みなとみらい線の線路なので、精算が必要です。
また、「東急線キッズ100円パス」は、2022年8月28日までの期間限定となっていて、秋季以降の継続発売が期待されます。
3.遠出に強い小田急
いずれの取り組みも、行きと帰りと2回乗るとすると、ともに往復100円のということになるので、その点は遜色ありません。
ポイントは使い方。
小田急線は、新宿駅〜小田原駅82.5kmで小児450円、新宿駅〜片瀬江ノ島駅59.9kmで320円。
これが50円になるのはかなりお得な感じがします。
東急線は1番長い田園都市線でも31.5kmですので、家族でレジャーに遠出するモチベーションがあがります。
なお、大人には指定エリアが乗り放題で、割引クーポンが付いた箱根フリーパスや、江の島・鎌倉フリーパスもオススメです。
4.沿線めぐりなら東急
東急の路線網は、網目のようなネットワークが特徴です。
東横線の横浜やみなとみらいエリアも良いですが、オススメはトライアングルエリア。
東横線、田園都市線、大井町線で作られた三角形のエリアで、このエリアを子ども乗り放題にすると初乗りが節約できるので、かなりお得です。
渋谷だけでなく、代官山や自由が丘といったオシャレでスイーツも美味しいエリアがありますし、等々力渓谷や二子玉川公園などちょっとした冒険や散歩も楽しめます。
なお、このトライアングルエリアは大人も乗り放題になる東急線トライアングルパスも売られています。
5.とにかく出かけよう!
いずれの企画も、家族連れにもっとお出かけしてほしい!という想いから作られています。
2022年は梅雨明けが異常に早く、暑さには気をつけないといけませんが、コロナでなかなか子どもたちにプレゼントできなかったいろいろな経験をさせてあげたいと思います。
電気も節約しないといけないみたいですし、クールシェアのつもりで、電車に乗って涼むだけでも楽しいかもしれませんね😊
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