伊勢主要3駅(伊勢市・宇治山田・五十鈴川)にやって来る急行も昨年7月のダイヤ変更で減便され、阪伊と名伊各1本ずつという原則(?)も崩れてしまいましたが阪伊と名伊では車両面での格差が大きく、阪伊はロングシート主体なのに対し名伊はクロスシート車主体なので長距離旅を楽しむのに向いており、面白味があります。一部の例外を除いて最低1回は特急待避がありますがそれでも十分速く、運賃だけで利用出来る列車では大手私鉄全体でもかなり速い方ではないかって思います。

 

(2019.5.1 宮町~伊勢市間にて撮影)

 伊勢市付近のカーブを走る5211系VX13ほか6両編成の名伊間急行です。ここを走る同急行は多くが名古屋方から2+4の6両編成で、4両側はトイレの有るクロスシート車が主体ですが時々ロングシート車が充当されることもあり、クロス車を期待して待っていたらロング車(またはロングシート状態のL/C車)が来てガッカリしたこともあります。
 

(2019.5.1 宇治山田にて撮影)

 伊勢市のカーブで撮影した後、今度は宇治山田の4番のりばへ移動して鳥羽方の先端から狙うことにしたのですが先程撮影した急行が名古屋行きとして戻って来たので「ラッキー。ロングシート車側からも撮影出来る」って思って構えました。名古屋方の2両は9000系FW06でしたが同系と5200系列が組んでいるのを見ると「9000系は名古屋線に移籍して格が上がったな」って思ってしまい、FW03がうーまちゃんラッピング(縁博みえ2014、ク9103のみ)だった頃は尚更でした。