京急鶴見駅【神奈川県】(京急本線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
神奈川県横浜市鶴見区中央部の市街地に位置する京急本線の準主要駅で、西側にJR線の鶴見駅が隣接している、
京急鶴見駅 (けいきゅうつるみえき。Keikyu Tsurumi Station) です。
 
 
駅名  
京急鶴見駅 【副駅名1:京三製作所本社、副駅名2:大本山總持寺】 (KK 29)
 
所在地  
神奈川県横浜市鶴見区  
 
乗車可能路線  
京浜急行電鉄:本線  
 
隣の駅  
品川方・泉岳寺方……鶴見市場駅  
浦賀方・三崎口方……花月総持寺駅   
 
乗換可能駅  
JR東日本:京浜東北線鶴見線……鶴見駅まで徒歩6分  
  
訪問・撮影時  
2020年6月
 
 

 

京急鶴見駅は高架駅で、JR線・鶴見駅の東隣に駅があります。
3階がホームで、2階には駅舎・改札口があります。2階の一部と1階は京急系の商業施設「ウィングキッチン京急鶴見」になっています。
1階と2階コンコースの間は階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれています。
東西に出入口があり、1階フロアの階段接続部分は東西自由通路を兼ねています。
 
写真は西口です。上写真は南東を、下写真は東を望む。
1階に出入口がありますが、北側2階にはバスターミナルとの間を結び、JR線・鶴見駅方面へ短絡するペデストリアンデッキがあります。
上写真後方にJR線の鶴見駅東口があります。
西口駅前広場はJR線・鶴見駅東口駅前広場と一体になっており、バスターミナルとタクシー乗り場が併設されています。
 
 

西口駅前です。ペデストリアンデッキより南西を望む。左に京急鶴見駅が、右にJR線・鶴見駅があります。
西口の南側は再開発されています。正面の高層ビルは大型複合施設「シークレイン」で、商業施設や公共施設が入居していて、高層階は住居棟(タワーマンション「ロイヤルタワー横濱鶴見」)です。
一方、西口の北側(後方)はやや雑然とした市街地で、中小のビルが立ち並んでいます。商店や飲食店が多いです。駅から離れると住宅街が広がっています。
尚、JR線の鶴見駅は正面からの東西通り抜けは不可能で、約50m北にある東西自由通路(跨線橋)へ迂回する必要があります(JR駅舎内からも東西自由通路へアクセス可能です)。
鶴見駅西側にも商店が多いです。
尚、副駅名になっている大本山總持寺へは、「シークレイン」の左側を写真奥へ進み、約400m先の右側にあるJR線の歩道橋を渡って西側へ回れば到達できます。
 
 

西口より北西を望む。
正面に駅前広場(バスターミナル)とJR線・鶴見駅があります。
大きな駅ビルで、JR東日本系の商業施設「CIAL鶴見(シァル鶴見)」が入居しています。左のビルは「JR東日本ホテルメッツ 横浜鶴見」です。
鶴見駅は目と鼻の先にありますが、道中に屋根なし部分が必ずあるため、雨天時の乗換は傘が必要になります。
 
 

こちらは東口です。西を望む。
駅前広場はなく、左右方向(南北方向)に延びる旧・東海道に面して出入口が設置されています。
高架下に2階コンコースとを結ぶ階段・上りESがあります。高架下を通り抜けて西口へ出ると2階行きのEVがあります。
尚、出入口左のEVは、2階改札内コンコースと下り線ホームを結ぶ設備です。
 
 

東口駅前です。南を望む。右手に東口があります。
奥に延びる道路は旧・東海道です。
東口駅前は雑然とした商業地区が広がっており、商店街が形成されています。
飲食店が多く、歓楽街の様相を呈しています。駅から離れると住宅街になります。
また、約180m東には箱根駅伝のコースにもなっている第一京浜(国道15号線)が並行しており、さらに東側を鶴見川が南へ流れています。
そして、約450m北東の第一京浜東側には鶴見区役所があります。
 
 

高架下2階にある改札口です。北東を望む。左が西口方面、右が東口方面です。
京急鶴見駅は有人駅ですが、駅員不在時に備えて窓口前にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が5通路設置されていて、一番左の自動改札通路が幅広通路です。右端は有人通路で、窓口に面しています。
また、左端には有人改札のラッチがあります。かつては通勤や通学の定期客をさばいていたと思われますが、ICカードが普及した今日において、有人改札は使用されていない可能性があります。
改札内コンコースには自動精算機(ICカードチャージ可能)とトイレ・多機能トイレがあります。
トイレ・多機能トイレは1階(改札外)、西口エレベーター近くにもあります。
3階にある各ホームとの間は階段、上りエスカレーター、エレベーターで結ばれていて、バリアフリーに対応しています。
そして通路を挟んで後方には後述の自動券売機があります。
 
 

改札口から見て、通路を挟んで南西側には自動券売機があります。写真は南西を望む。
後方に改札口があり、右が西口方面、左が東口方面です。
自動券売機の右隣にはコンビニ「セブンイレブン」があります。
改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

1番線に設置されている吊下式駅名標です。電照式です。
青地の京急新デザインで、多国語が併記されています。
駅ナンバリングも併記されています (KK 29)。
また、下部には2つの副駅名「(京三製作所本社)、【大本山總持寺】」が併記されています。
 
 

 


京急鶴見駅は単式ホームと島式ホームが各1面、計2面3線の高架構造で、北東~南西方向にホームが延びています。カーブ地点にホームがあります。
 
右(東)の単式ホームが1番線で下り横浜・浦賀方面、左(西)の島式ホームが右からが2番線・3番線の順でともに上り品川・泉岳寺方面です。
上り線は2番線が主本線(通過線)、3番線が副本線(待避線)です。
また、1番線から見て2・3番線は浦賀方(手前側)へずれています。
 
ホーム有効長はエアポート急行停車駅という事もあり8両分ありますが、12両編成の列車は停車できません。2020年6月現在、ホームドアは未設置です。ホーム幅は全体的に広いですが、1番線の両端と2・3番線の泉岳寺方の端(奥)は狭くなっています。
上屋は1番線が浦賀方(手前側)の6両弱分、2・3番線が中ほどの6両弱分に、それぞれ設置されています。雨天時に8両編成のエアポート急行で当駅入りする場合は要注意です。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は2枚とも2番線より品川方・泉岳寺方を望む。
 
 

こちらは1番線より横浜方・浦賀方を望む。左から1番線~3番線の順です。
前述の通り、下り線ホームと上り線ホームは完全には並んでおらず、位置がずれています。
右手にはJR線・鶴見駅の駅ビル「CIAL鶴見」が見えていて、前方には「シークレイン」のタワーマンションがそびえています。
また、3番線には待避中の普通電車が停車していますが、日常的に普通が優等列車を待避する場面を見ることができます。
 
 

1番線より品川方・泉岳寺方を望む。沿線には壁のようにマンションが連なっています。
この先、高架区間で市街地の中を北東へ走り、やがて左へカーブして進路を北北東に変えると鶴見川を渡ります。その後は住宅街の中を走り、やがて地平区間になると鶴見市場駅へと至ります。
 
 

2番線より横浜方・浦賀方を望む。
ホームを延伸できる余地がありますが、12両分まで延伸となると特に1番線にスペースの余裕がなく、厳しそうです。
この先、すぐに下り勾配で地平区間になり、右側からJRの10線もの線路が寄り添います。その後は鶴見線がJR線と京急線をまとめてオーバークロスして、右へカーブしながら住宅街の中をJR線と並走すると花月総持寺駅へと至ります。2020年3月13日までは「花月園前駅」でした。西側の丘の上にあった花月園競輪場は2010年に廃止されました。
 
 
あとがき  
私が京急鶴見駅で下車(乗車)したのは2020年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車(乗車)しました。高架駅で、2面3線を有しています。西側には駅前広場とJR線の鶴見駅があり、東側の雑然とした市街地には歓楽街が形成されています。
 
新宿駅からですと山手線内回り(渋谷方面)で品川駅まで行き、京急本線の下り快特に乗り換えて京急川崎駅で下車。さらに普通に乗り換えて当駅下車です。あるいは品川駅から京浜東北線をご利用の上、、鶴見駅で下車して東口を出てすぐです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り新横浜駅で下車。そして横浜線に乗り換えて東神奈川駅へ。改札を出て、東口に隣接する京急東神奈川駅から京急本線の上りエアポート急行または普通電車に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。または東神奈川駅で京浜東北線北行に乗り換えて鶴見駅下車すぐ、あるいは新幹線で品川駅まで行き、京急に乗り換えて上記のルートでも到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外および東西の駅前にコンビニがあり、飲食店もチェーン店を含めて駅前に多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。京急本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は京急鶴見駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京浜急行電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)