仙台の機関車であるED75が検査のため仙台ー大宮ー田端ー馬橋ー南流山ー武蔵浦和ー大宮ー高崎ー上越線ー奥羽本線経由で秋田へ回送されました。方向転換を必要としない経路です。今回は松戸と馬橋で撮影しました。

馬橋では常磐線各駅停車に直通する小田急4000形と遭遇しました。


仙台から秋田へは在来線なら仙山線経由が最短ですが、奥羽本線の新庄駅構内までレールの幅が新幹線仕様のため、在来線用の幅であるこの機関車は通れません。盛岡、青森、弘前経由で迂回することも物理的には可能ですが、盛岡から青森までは新幹線が延伸するたびに第三セクターに転換されてしまい、このルートで回送すると通行料を払う、または貨物列車としての輸送になりいずれもコストが余分にかかります。

小牛田から陸羽東線経由であれば新庄駅を在来線仕様のレール幅で通過できますが、これが出来ない理由はわかりません。ご存知でしたらご教授ください。