21020系において座席モケットの張り替えが開始されたことでこれが21000系にも実施されるのか気になっている今日この頃ですがデラックスシートの青系モケットはまだ見慣れないせいか違和感が凄く、「これなら前のモケットの方が良かったな」って思ってしまう程です。デラックスには以前からコンセントが設置されており、新幹線よりも安い特急料金でグリーン車並みの快適さを得られるため「ひのとり」のデビュー前はよく利用しましたが私は窓枠にペットボトルを置く癖があるためそれが出来ない21020系は使いにくいって感じたことがあり、専用の台は用意されているものの使い勝手は21000系の方が良いって思いました。

(2022.6.4 松ヶ崎〜松阪間にて撮影)

 名伊乙特急で活躍する21000系です。同系及び21020系の列車は宇治山田(始発は五十鈴川)及び鳥羽までが多いですが一部賢島まで入る運用もあり、船津カーブなど単線区間を走る光景も見られます。名伊での運用は6両編成が主体ですが多客期は8両編成になることもあり、伊勢志摩エリアで切妻の貫通形先頭車を狙える良い機会です。

(2022.6.4 松ヶ崎〜松阪間にて撮影)

 撮影した21000系の名伊乙は近鉄名古屋8:10発の賢島行き6815レで、充当されたのはUL07でしたが車両の向きは名阪乙を基準にしているためデラックスシート車は必ず名古屋方になり、23000系伊勢志摩ライナーと揃えています。21000系は元々名阪特急用なので座席はデラックスとレギュラーのみですがリニューアル前はデラックス車が2両あり、禁煙車と喫煙車がそれぞれ1両ずつでした。